午後2時から夜の10時まで一緒にいるだけでお腹が減ったと訴えるようになった白磁の君2人だけの時間に食欲が忍び込んできていて数多(あまた)の日常や欲望が入り込もうとその柔肌を闇夜の紫外線のように罅割(ひびわれ)させていこうと感嘆や尊敬的総体を幾ら注入してもその幽(かす)かなメラニンという形骸化から逃(のが)れはならない白磁の君
執筆者:藤崎 道雪