感想メモ

2010年01月08日(金) 2009年 本のベスト・テン

 毎年恒例、独断と偏見による2009年 本のベスト・テン。

 2009年の総読書数は85冊。そのうち本は75冊、漫画は10冊だった。月平均読書数は7.0冊。本は6.2冊、漫画は0.8冊。

 今年は本はともかくとして、漫画をあまり読まなかったようで、それで冊数が少なくなったのかも…。漫画は買ってあるのだけれど、図書館で借りた本に押されて、読む暇が全然なくて、そのまま積読状態に…。

 本はなんだかんだ言っても、面白い本が多かったような気がする。

 前置きはともかくとして、2009年のベスト・テン。

1:猫を抱いて象と泳ぐ  小川洋子  5月
2:流星の絆  東野圭吾  8月
3:秘密  東野圭吾  3月
4:平成大家族  中島京子  7月
5:彩乃ちゃんのお告げ  橋本紡  5月
6:ハリー・ポッターと死の秘宝(上)(下)  J・K・ローリング  1月
7:森に眠る魚  角田光代  9月
8:食堂かたつむり  小川糸  11月
9:鷺と雪  北村薫  8月
10:東京島  桐野夏生  3月

 以上。

 いつものことながら、順位をつけるのが難しいので、順位はあまり関係ないかも。

 1位の「猫を抱いて象と泳ぐ」は小川洋子らしい世界を醸し出していて、好き嫌いは分かれるかもしれない。すごく静かな小説で、余韻に浸れる感じだった。

 2位・3位は東野圭吾の人気作2冊。「流星の絆」は、テレビドラマを先に見てから原作を読んだのだが、両方見てみると楽しさ倍増かも。「秘密」はちょっとファンタジー。こちらも映画化されたらしいけれど、映画は見てない。

 4位の「平成大家族」はほのぼのした感じ。こういうのんびりモードの本を読むと、なんだかほっとする。

 5位の「彩乃ちゃんのお告げ」もどちらかというとほっとするお話。

 6位は「ハリポタ・シリーズ」最終巻。ついに終わったといった感じか…。最初から連続で読んでみたい気がする。(時間がなくて無理っぽいけど)

 7位の「森に眠る魚」は、ママ友同士の微妙な友情が変化していく様がちょっと恐ろしい。

 8位の「食堂かたつむり」は料理のシーンがすごく良くて気に入った。けど、Amazonの感想なんかを見ると、あまり評価が高くないみたいで、自分の感性がおかしいのかな〜…とかちょっと思ってしまった。

 9位の「鷺と雪」は英子とベッキーさんシリーズ最終巻。昭和初期のきな臭い時代が背景で、この時代の話は結構好き。でも、唐突な終わり方で、これで最終巻って??と…。

 10位の「東京島」はインパクトが強すぎて…。話の内容としてはそんなに好きじゃないのだけど…。

 ベスト・テンには入らなかったけれど、印象に残った本は…。
容疑者Xの献身  東野圭吾  1月
シズコさん  佐野洋子  2月
ささらさや  加納朋子  6月
神去なあなあ日常  三浦しをん  7月
ゴールデンスランバー  伊坂幸太郎  7月
シェエラザード(上)(下)  浅田次郎  8月
薄暮  篠田節子  10月
僕たちの戦争  荻原浩  10月


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