感想メモ

2009年09月27日(日) つばさ


 埼玉県川越市を舞台にしたNHKの朝ドラが終わった。

 最初、あまりのぶっとび過ぎについていけないかも…と思ったのだが、そのあたりを通り過ぎると案外面白い?と思い出し、なんだかんだでノリに慣れると、最後までどうなるのか気になって、結構毎日楽しみになってきたから不思議…。

 たぶんあまりのドタバタぶりに最初でついていけなくなった人も多いのだろうなぁ…。もう少し控え目な演出にして、しっかり最初に視聴者をつかんでおいて、そこからもう少しドタバタに持っていてもよかったのかもなぁ…と少し残念な気もする。(視聴率は低かったみたいだけど、たぶんコアなファンがいたはず…)

 主人公のつばさ(多部未華子)は、老舗和菓子屋・甘玉堂の一人娘。母親の加乃子(高畑敦子)はつばさと知秋(富浦智嗣)が幼い頃に家を飛び出し、1年に1回、川越祭りの近くになると帰ってくることがあった。父(中村梅雀)は菓子職人で、祖母(吉行和子)がおかみを務めていた。

 そんなとき、加乃子が再び甘玉堂に戻って来て、今度は一緒に住むことに。店は借金で立ち行かなくなっており、加乃子は店に機械を入れることを提案。しかし、見事に騙されてしまい、その借金もかさみ、蔵造り通りの店を売りに出すことに…。

 つばさは借金の返済のために元・川越キネマの跡地でコミュニティ・ラジオをやろうとしている真瀬(宅間孝行)の手伝いをすることになって、ラジオの開局を手伝い、流れで、ラジオのパーソナリティーに。

 ラジオを通し、人と人とを繋ぐということに夢を見出したつばさ。恋愛相手の翔太(小柳友)ともすったもんだ…。そうこうするうちに真瀬もつばさに恋を?? またラジオを聞いてつばさに一目惚れした浪岡(ROLLY)もいたりして…。

 親に幼い頃に捨てられ、それからは自分が一家の主婦となるべく、おかんとしてがんばってきたつばさ…。悩み多きつばさがラジオでいろんな人間関係を修復していく…。

 うーん。このやり方がどうかな?と思う回もあったりなんかしたけどね。あとはそこまで過剰にみんな反応しなくても…と思うようなエピソードとかも…。

 翔太と真瀬…最後はどちらを選ぶのか…それが結構ポイントだったような気がするんだけど、翔太とあんな別れ方をしたのに、その後も付き合いがフツーに続く様子が、私の常識じゃ考えられないなーとちょっと思ったり。

 まあ、真瀬もどうかと思ったけど、翔太も私にはあまりいい男とは見えず…。

 最終回はこの先も続編ができてもおかしくないくらいの中途半端なところで終わったような気もするが、とりあえず今後のハッピーな展開を予想させるような終わり方で、まあまあだったのかなぁ…。私はちょっと翔太とのことは納得いかなかったけどね…。


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ゆうまま [MAIL]