任侠ヘルパー 最初は何となく草なぎくんが悪い役で出るみたいな感じを聞いていて、ちょっとした興味から見出した。つまらなかったらやめようと思ったら、結構はまって最後まで見てしまった。
やくざの幹部を決めるために、なぜか老人ホームでヘルパーとして働くことになった、やくざの面々…。正体がばれたり、誰かが逃げ出したら、連帯責任ということで誰も幹部にはなれない。最初はいやいやヘルパーの仕事をしていた面々だったが…。
老人ホームの経営とか、今の介護が抱えている問題を、毎週様々な事件が起きて、浮き彫りにしていく手法は、なかなか面白かった。特に老人役で出ているゲストの皆さんの演技が素晴らしく、毎週、興味深い内容だった。
これに絡んでくる大手介護チェーンを経営する羽鳥晶(夏川結衣)とその息子・涼太(加藤清史郎)…。晶は若年性アルツハイマーに侵されていて…。涼太役は最近大人気の子役の子。確かにかわいかったし、母が病気に侵されて自分を忘れていくのに、健気な演技で涙を誘う。
やくざ役では、翼彦一(草なぎ剛)の悪っぽい感じもうまかったが、四方木りこ(黒木メイサ)のキャラもなかなかよかったな。そして、最後に活躍した六車雅人(夕輝嘉太)がいい味出していたな。
そして、老人介護施設タイヨウの所長(大杉漣)やヘルパーの晴菜(仲里依紗)、和泉(山本裕典)もよかったかな。
でも…最後までなんで幹部を決めるのにヘルパーの仕事をしなくちゃならなかったのかがよくわからなかった。「ヘルパー=任侠の心」みたいなのは何となくはわかったが…。結局、この研修を通して、やくざをずっとやっていける心意気があるかどうか試したかったってことなのか…。最後にはやくざから足を洗う人が続出してしまったし…。
まあ、深いことは考えないということなのか。とりあえず介護現場の問題を浮き彫りにし、多くの人にそのことを見てもらえたということが、このドラマの功績なのかもしれない。
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