| 2009年06月14日(日) |
ツレがうつになりまして (ドラマ) |
もともと細川貂々のファンなので、ドラマも見ることにした。夫にも本を読ませ、貂々ファンにしたのだけれど、キャストが藤原紀香と原田泰造というのを聞いて「見る気がしなくなった」と見なかった。
確かに原作ファンで原作のイメージが強い人には、このキャストはビミョーな気がした。
特に1話で、ツレ(原田泰造)がうつになっていく過程が描かれる場面では、典子(藤原紀香)の無神経さに腹が立って仕方がなかった。
原作だと、ここまでのことは思わなかったのだが(たぶんあまり貂々さんのことは描かれてないからだろう)、ドラマだと演出もあるのか、あまりの妻のダメっぷりに、こんな奥さんと一緒になったツレさん、かわいそうだなーという気持ちになってしまう。
全体的にドラマは、うつ病がどんなときにかかるのか、どんな風になってしまうのか、どういう風に対処をすればいいのか…というようなことが中心に描かれているけれど、1話目があまりにも陰鬱な感じだし、その後も何度も死のうとしたり…。
やはり原作のほんわかした絵が事実を柔らかくしていたから直視できたのかもしれないなーと思ったりもした。
原作には出て来なかったと思うペットショップの夫婦(濱田マリ&小木茂光)。こちらも旦那さんがうつになって、脱サラし、ペットショップを経営するようになったのだとか…。
典子がツレの大暴れの場面から逃げ出し、ペットショップに愚痴りに行く。そこで、叱咤される場面。この先やっていけるか不安がる典子に「なんとかなるって」と励ますのだが、なんとかなるんだろうか…。私ならそんな風に言われても、「あんたはうまくいっただろうけど、うちはわからん!」とか思ってしまうかも…。
とにかく夫がうつに限らず病気で働けなくなったら…。自分だったらどうするんだろうといつも思ってしまう。
今の不景気の時代、そんな時がいつ来ないとも限らず…。
ドラマは3回だけだし、原作の良いところが生かされていなかったような気がして、それがすごく残念だったけれど、これで興味を持った方には、ぜひ原作や、その後の様々なシリーズを読んでいただきたいな…。
特にこの2人がキリスト教(確かカトリック)の教会で式を挙げ、その後も教会の人と交流をする場面などは、私は本当に感動したんだよね…。
またドラマではやっとうつが治りかけたツレとの間に、赤ちゃんを授かっていたけれど、これも、原作ではもっともっと先の話で、ハッピーエンドにしたくなるのはわかるけど、このエピソードも早急すぎなんじゃないかな…なんても思ったりした。
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