2009年03月13日(金) |
チェーン・ポイズン 本多孝好 |
本多孝好 講談社 2008
STORY: 雑誌記者の原田は、自分が取材をした2人が毒薬で同時期に自殺をしたことを気にかけていた。そんなとき、元OLが同じく毒薬で自殺。原田は3人に何かのつながりがあるのではないかと独自に調査を始める。
感想: 読み終わって…「よかった…」ってまず思った…。
ホッとしたというか。
自殺の調査をしているわけだから、きっと…と思う一方で、元OLの生活を覗いていくと、段々死なないで!と思ってくるから不思議だ。
最初は、他の2人と違って、自殺の動機としても弱いような気がしていたのだが…。
人が自殺するか、それを思いとどまるかって、本当にちょっとしたことだったりするのかな…とちょっと思った。
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