感想メモ

2009年03月07日(土) 東京島  桐野夏生


桐野夏生 新潮社 2008

STORY:
夫の隆とともに遭難し、無人島にたどり着いた清子。そこに漂流してきた日本人と中国人の男たちの中で、女はただ一人。隆の死後、清子はくじ引きで決めた男と2年ごとに結婚することになって…。

感想:
 女が一人でそれ以外は男だけ…という無人島での話…と聞いて想像していたのとはなんだかはるかに違った内容の話だった。

 清子は40代後半。それでも、島の中でただ一人の女ということで、男たちからちやほやされたり、性のはけ口とされたり…。

 でも、清子はそんな中で最もたくましく生きているのだった。

 女一人だからこそ、その武器を利用したり、またどの男について行ったら一番うまく生活していけるか、島から脱出できるか…など、頭を回転させる。

 清子以外の男たちも、決して全員がいい人なわけでも、人間関係がよいわけでもなく、嫌われる者がいたりと、無人島でも普通の社会でも、気が合わない人がいればあまり状況は変わらないのかとも思ったり…。

 なんだか壮絶な話で、最後まで一気に読んでしまった。感想を書くのが難しい作品…。


 < 過去  INDEX  未来 >


サーチ:
キーワード:
Amazon.co.jpアソシエイト
ゆうまま [MAIL]