『鹿男あをによし』と同じく、毎週楽しみだったドラマ。謎が謎を呼び、誰が味方で誰が敵なのかがわからず、また癖のある人たちがたくさん出ていて、マニアックな作り。でも、『鹿男〜』と同様、好みが分かれそうな作品ではあるかも。
11日後、親友・三波(今井雅之)の命日に自らの命を絶とうと決意した喜多善男(小日向文世)は、最後の10日間を自分のやり残したことをやるために過ごすことに決めた。そんなときに平太(松田龍平)と出会い、平太によって会いたかったアイドルの宵町しのぶ(吉高由里子)や元妻のみずほ(小西真奈美)と会うなど、濃い10日間を過ごすのだった。
平太の恋人リカ(栗山千明)は、どうしても2000万円が必要で、善男に保険に入ってもらったり、善男の母をだまして、保険金詐欺をしようと試みていた。保険金を得るために殺し屋に頼んだりと、自殺する前に善男を殺害しようと試みる。
一方、保険調査員の杉本(生瀬勝久)はみずほの夫の事故死は保険金詐欺の疑いが濃厚だとして、みずほの身辺を探り始めていた。みずほは夫の会社の社長に就任し、社員の森脇(要潤)とともに会社の建て直しに奔走していた。
善男には2つの人格があり、気が弱く善良な善男の前に突然ネガティブで攻撃的な善男が現れ、善良な善男をののしるが…。
とまあ、複雑な話で、どうなるのかと思いつつ最後まで見た。
最後、善男の2つの人格が一つになり、平太が善男の自殺を止める場面は、かなり感動した。
どの人も演技がうまかったが、平太役の松田龍平がよかったかな。もちろん主役の小日向文世はひとりでネガティブを演じたり、2役くらい演じていてすごかったけど…。みずほ役の小西真奈美のいつもと違う張りつめた演技もよかったし。
それと、途中で少しだけ出演した、殺し屋の温水洋一や三波の元恋人役の室井滋など、脇役の人たちもよい感じで面白かった。
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