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普通の日記

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2004年11月14日(日)
爆睡中

「頑張って歩いてるかな?気をつけてね」日付変更線を超えた頃合を見計らって子供達にメールで激励。
しばらく返事がなかったけど懸命に歩いてるだろう子供達を思いながらも私は就寝。
でも3時ちょうどに「1人で爆進中」って長男からのメールに目が覚めちゃった。
子供達は夕べから40kmを超えるオーバーナイトハイクの真っ最中。
コマ地図と称した直進とか右左折とかってポイントが示された地図を持っての長い行程。
夕べの出発を見送ったのが夜の8時。
長男からの連絡が入った時点ですでに7時間も歩き続けてるってこと。
「4CP超えたら個人Okなのよ。まだ誰もリタイヤしてないよ」って
ほんの少し前に第4チェックポイントを通過したような雰囲気。
他の団ではどんなふうにしてるか分からないけど
子供達の属する団はみんなで完歩ってのは建前だけどまずは第4チェックポイントまでは全員でって方針。
隊長としては「全員揃ってゴールを目指せ!」って言ってたけど
5年の時の長男が途中リタイヤしちゃったみたいに体力の違いってのは歴然だし。
とにかく第4チェックポイントを超えた時点でも長男はメールを打ちながら歩くだけの余裕があるらしい。
次男からの返事が来ないのがちょっと心配の種だけどどうやら携帯の電池がないらしい。
「1人で寂しくないの?とりあえずガンバレ」ってエールを送ってから
「歩きながらのメールはよくないよ」ってことで一旦長男との連絡を断ち切って私は再び睡眠時間。
で、当初の予定では解散時刻が9時になってたから終わった頃合を見計らって子供達にメール。
セレモニーの真っ最中だったのかすぐには返事が来なかったけどしばらくして「迎えに来て」
私が車で迎えに行くとすでに一行は解散した後。
長男はこんなに冷え切った朝だって言うのに半袖の制服姿だし若干元気を残してる感じ。
今回は前回のリベンジでちゃんと完歩したって言うし。
とりあえず元気な姿に安堵したけど一方の次男は途中リタイヤしちゃったんだって。
転んだのか少し前から直り掛けてる膝の傷が開いちゃったみたいでズボンを通しても血が滲んでる。
リーダーが私に近寄ってきて「包帯巻いてありますけど・・・」
それでも第4チェックポイントを超えて28km地点まで行ったのはちょっと立派。
とは言っても5年生も中2生も一緒に歩いてたわけだからペースがあわないのは仕方ない。
長男ったらかなり早くから次男と別れたくてうずうずしてたらしい。
消耗してきてる次男を見かねたのか「次男を置いていってもいいですか」ってリーダーに電話をしたって言うし。
って途中の休憩所でも寝ちゃいそうなほどの次男だったって言うから
言ってることは正しいのかもしれないけどもうちょっと言い方考えろぉ〜。
もちろん今回のナイトハイクは個人の能力への挑戦だから見捨てたってことでもないし。
次男と一緒に6年生のユウタもリタイヤしちゃったからその場で連絡を受けたリーダーの車に救助されたって。
第4チェックポイントで「誰一人脱落しないで団として行動してる」って
リーダーから言われて力が抜けちゃったのかな。
次男なんか車に乗った途端に睡魔に襲われたって言ってたから。
ってこの時点ですでに2時半を回ってたんだからマジでよく頑張ったと思うよ。
隊長との約束通り第4チェックポイントでみんなと別れで長男も一人旅。
今までの分を挽回しようと走ったりもしたらしいし。
「コンビニ以外の灯りはほとんど消えちゃうんだよ。看板なのに幻覚を見ちゃったもん」
終わってからの長男は軽々口にするけど相当辛い行程だったに違いない。
8時にスタートしたのに長男が最後のチェックを受けた時間は朝の5時半。
5番以内にゴールした人は表彰されてたって言うけどとにかく誰もが頑張ったことには違いないんだし。
で、空腹の子供達は帰宅途中朝マ○ク。
帰宅後はお風呂に入ってダラダラしてたんだけど午後になったら疲れが出たのか爆睡状態。
こんなにもハードな試練に挑戦することなんてないもんなぁ。
長男は夕方になって目を覚ましたけど次男ったら夕飯も食べずに爆睡続行中です。