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普通の日記

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2001年07月16日(月)
毒気

それはお仕事での出来事。
みんなと同じように書面に記入してもらおうと提示した
用紙と鉛筆を大きく振り払われて見事に鉛筆は数mのダイブ。
私ともう1人のおばさんはあっ気に取られちゃったわ。
何せ飛んでった鉛筆が顔にでも当たったら大変なことになっちゃうんだから。
敵は60過ぎのでっぷりしたおばさん。
何が気に触ったかは知らないけれどとにかく凄い剣幕で。
「暇そうにしてるんだからやってくれたっていいじゃない」って。
誰にでも同様の処置をしてるのにこんな怒られちゃったのは初めて。
それはそれは鬼のような形相。
彼女が意気込んで去っていくのを私たちは呆然と見送りつつ憤慨。
何であんなことされなくちゃいけないの?
私たちが何か間違った対応したかしら?って。
で、しばらくして戻った上司の元に一本の電話。
当然さっきのおばさん。
って言っても同じ職場の大先輩なんだけど。
案の定上司の元には私たちの不始末を訴える内容の電話。
一通り電話で話しを聞いたうえで「よく言っておくから」って電話を切ったけど。
で、今度は私たちから「何で謝るんですか」って事の真相を伝える。
一方的に先方の言い分だけ聞いて私たちが悪かったことになるって許せないから。
と、双方の話しを聞いた上司が「そんなことだろうと思ったけどあぁ言わなかったら事が収まらない」って。
で、「知ってるかい?」って言いながらこんな話をしてくれた。
人間の息を零下260℃くらいで何らかの作用を加えると喜怒哀楽で違った色が採取されるんだって。
怒ってる時は茶色、嬉しい時はピンク、悲しい時は灰色、ブルーって。
どこか異国でそんな実験もされてるらしい。
「毒気に当てられるって言うだろ?」
しかも怒りの感情にはモルヒネの何十倍の毒を含んでるって話も。
ってことはさっきすごい剣幕で去っていったおばさんったら猛毒の塊だったんだわ。
上司に言いつける電話だってワナワナと振るえた様子が伝わってきたっていうし。
それにしても瞬間湯沸し器みたいにかっとなって分別のないおばさんだわ。
まるで我が家の誰かさんみたい。
年を取ると見境なくなっちゃうのかなぁ。
そんな反面教師を見習わないようにしなくっちゃね。
自分も毒性の魔物にだけはなりたくないわーって自戒。