2004年11月27日(土)

「POP STAR」


高田馬場 CLUB PHASE



当初は5時のオープン、6時スタートとのことだったので、夕方用事が入っていた私はチケットも取っていませんでしたが、1時間おくれで始まることを知りダメもとで会場へ向かいました。出番が最後だったおかげで余裕で見ることができました。

10月11日以来、3度めのRicken's。お知り合いの話やレポによると、すごくよくなってきてる・・・とのことだけど、どんな雰囲気なんだろう???期待と不安の入りまじる中、メンバーの登場となりました。

収くんはAFDの白地Tシャツの上にいつもの皮ジャケット&サングラス、石田さんはTシャツの上にちょっと窮屈そうなブルーのジャケット、林ツィンズはRicken'sTシャツの色違い、というスタイル。前回、収くんのサングラスが壊れたとウワサで聞いてたから、直ってなきゃいいのにな・・・と思ったけど甘かったですね(苦笑っ;;;)





1.Dear my friends
1曲目はこの曲で定着してきてるもよう。途中の「Hey!Hey!」という掛け声は3人(Ricken's+林弟さん)の息もピッタリで会場内に響きわたり、お客さんのテンションをグッとあげた感じ。

2.girl friend
歌いはじめからサングラスをはずしていました。これが周りのファンの方が好きだ!と言ってた「girl friend」なのね〜、初めて聴きました。収くんらしい爽やかでちょっとせつない系、アルバムに入るんですよね、楽しみ楽しみ♪

3.80's pure
立ち位置は初めて見たイベントと同じで中央が石田氏、両脇に収くんとベース。あと一人サポートメンバーを加えてくれれば、収くんの端っこ感はなくなるんだけどな・・・


… MC …
軽いあいさつのあと、収くんによるライブ&イベントの告知タイム。「横浜だぜ〜、しゅうまいだぜっ!」「千葉だぜ〜、常磐線だぜっ、北千住よりむこうだぜっ!」「渋谷はドンキホーテもあるよね・・・」などと言いつつ進み「12月29日CLUB PHASEは今日発表なのにもうソールドアウトなんですよね、でもそれじゃあんまり・・・ってことで50枚だけロビーで販売します!」と説明されると会場は不穏な空気に包まれ、収くんはすかさず「これは50枚しかないの?って反応?それとも50枚もあんの?なに調子に乗ってんのRicken'sって反応?」と言っていて笑えました。


4.アイドント・ウォナ・クライ
直前のMCで話題にしていた本 「話を聞かない男・地図が読めない女」 のような男の情けなさみたいなものをモチーフにした石田氏作の曲(林弟さんが最近この本にハマっていて皆んなに薦めてるそうですが、本人が定価で買ったのに対し石田氏は“ブックオフで100円で買った”と威張っていましたw)

… メンバー紹介 …
まず石田さんが林ツィンズ(ドラム&ベース)を紹介し、ベースの林弟さんが石田さんを紹介。「Ricken'sの総合責任者〜、石田匠!」そして、石田さんが収くんを「最近、だれも薦めてないのに禁煙という修行をしている佐々木収!」と紹介。
石田さんて総合責任者だったんだね(笑)。あっ、総合司会者とも言ってた気がする…。

5.Message
CDが発売されたので予習は完璧で、歌詞が怪しかった部分もごまかせませんでした(笑)、でもそれもライブならでは、すごく聴き心地のいい曲です。収くん、石田さんと場所を入れ替わって歌ってました。

6.give me some mo'rock
曲へ行く前にお願いがあります、と石田氏。「give me some mo'rock!」というシャウト部分を皆んなも一緒に歌ってくれ・・・とのことでしたが、レクチャー1回目は場内無言(苦笑)・・・
はじまってもイマイチなままでした。こ・これはたぶん定着しないような気がするのは私だけでしょうか( ̄□ ̄;)


「アンコール!」の声にまず現れたのは林ツィンズ。ベースの林弟さんが「クルマは安全運転、でもRicken'sはぶっ飛ばして行くぜ〜!」と言ってから収くんを「レッドリッケンバッカー!」、石田さんを「木目リッケンバッカー!」と呼んでステージに登場させました。石田氏は開口一番「収さんのレッドリッケンバッカーはかっこいいけど、俺の“木目リッケンバッカー”って言い方はどうなのよ」・・・確かに言えてる。


アンコール.Rolling
これもはじめて聴きました、たくさん歌ってたのでおそらく石田氏作なのでしょう。間奏に収くんのエレキソロがあるアップテンポでノリのいい曲でした。アルバムにそれぞれ1曲ずつ入るというソロの曲は、ワンマンまでお預けなんでしょうかね。







ライブがあっても行かれない日が続いてテンション下がり気味だったけど、今回はとても楽しく、Ricken'sプラス林ツィンズのチームワークのよさを実感しました。ベースの林弟さんの面白さはツボにハマってしまったし、石田さんの関西系の喋りが収くんの意外な面白さや今までとちがった部分を引き出していて、うまく文章にできないのがもどかしい感じさえするのです。


同じ年にデビューして、それぞれの道を歩いてきた2人が同じバンドで活動する・・・ファンにとっても、予想だにしなかった展開に右往左往させられているぶん、Ricken'sからもSCRIPTからも栄養とビタミンをできるだけしぼりとって、この冬を乗り切ってやると思った夜でした。



(出演順) PHONES / 黒田倫弘 / Ricken’s


     


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