みかんぜりーの入院日記
「遺伝性球状赤血球症」という病気とともに成長してきた航平の入院、手術記録です。

2002年02月11日(月) 手術6日目 病院探検

見舞に来た旦那が驚いている。同じ手術をしたとは思えないそうである
開腹手術だったので、入院期間も2ヶ月近くだったし、手術6日目なんてまだほとんど身動き出来ず病室の天井を見つめていたそうだ。
お腹からは、胆嚢、脾臓を摘出した穴からチューブが出ていて缶の中に術後の体液を落としていたそうで、トイレに行くときは点滴のキャスターにその缶もぶら下げて歩いていたそうだ。(姿を想像すると笑ってしまう・・・ごめんなさい)

航平は、昨日よりも益々元気だ。
朝食をペロリと平らげると、さっさとプレイルームへ行ってしまった。
元気になると今度はじっと療養していられなくなり、別の意味で大変になった。
プレイルームでの遊びにも飽きてくると、病棟内を探索し始めた。それが終ると今度は病棟を出て病院探検をしたいといい始めた。
そればかりは無理だ。今感染症になっては大変だ。本を読んだり、なぞなぞしたり、プラモデルを作ったり・・・「勉強でもしたら?」と言ってみたが、却下された(笑)
真剣に私も「出来る事なら病院探検でもしたい」と思った(笑)
確かに探検しがいのある病院だ。お見舞に来てくださった人が皆「すごい病院ですね〜ここにたどりつけるか不安でした。帰りも迷いそう」と言うくらい迷路の様になっている。古いけれど味のある建物である。今、ピカピカに改装中、この建物が無くなってしまうのは、少し残念だ。


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