みかんぜりーの入院日記
「遺伝性球状赤血球症」という病気とともに成長してきた航平の入院、手術記録です。

2001年08月10日(金) 点滴、はずれる。

入院10日目、様態も安定してきて点滴が取れた。
航平は10日間、ほとんど食べてないのでまだぐったりしている。
8/13 やっと1人で歩いてトイレに行き、食欲も戻ってきた。
ウィルス検査では予想通り「パルボウィルス」が検出され「リンゴ病」が
今回の悲惨な貧血の原因だとはっきりした。
退院(18日)までのこの一週間は、病院内をウロウロ探検して先生に叱られたり、
TVゲームをしたりと、つい一週間前、「血球貧食症候群を起こしかけているので
それがこのまま進むと危険です」と言われたとは思えない元気さでした。子供って凄い。
「血球貧食症候群」といのは、骨髄で血液のもとがウィルスに侵されていく病気で
進行すると、命がけの病気だそうで、後で聞いてゾ〜とした。

退院時の数値はHB9.8(最低値4.6)血小板25.5(最低値3.8)白血球5100(最低値1900)ほぼ正常値になってホッとした。
それにしても、最低値を改めてみると「よくぞ元気になってくれた」と思う。


 < 過去  INDEX  未来 >


みかんぜりー [MAIL]