巨人・清武氏に拍手喝采だ。ナベツネがどうして、あんな大きな顔をしていられるのか。多くのファンは清武氏に拍手喝采だろう。彼が立命の経済学部出身だというのだから、なおさら、痛快だ。
今朝のテレビでも言っていたが、ナベツネの権力も、もうそろそろ落ち目に近づいていると見るべきだろう。今回の事件は、蟻の一穴、だろう。ちなみに、蟻の一穴(ありのいっけつ)とは「ちょっとしたことが原因で大変なことになること」をいう。まだそうとはわからないだろうが、ここからナベツネの権力崩壊が始まるのだろう。
清武氏の一撃は、これからじわじわ利いてくるのではないか。当面、清武氏は苦労するだろう。でも、長い目で見れば、あのときがナベツネの権力崩壊の始まりだったと述懐されるのではなかろうか。
清武氏の会見に対し、渡辺氏が多数の記者を前に「俺は何にも報告を聞いていない。俺に報告なしにかってにコーチの人事をいじくるというのは、そんなことはありうるものかね」と明言したけれど、渡辺氏の清武批判談話では、「10月20日に桃井恒和オーナーと私がコーチ人事等について報告を受けていたこと」を認めている。だから清武氏は「今回の談話で、報告を受けたことをお認めになっているのですから、お忘れになっているのではなく、虚偽の事実を述べたことは明白となりました。いやしくも我が国のリーディングペーパーのトップがマスコミに対し、意図的に虚偽の事実を述べたことは大変、遺憾なことではないでしょうか。」
このように反批判された。勝負あった、と見るべきではないか。でも、権力者にたてついたのだから、「落とし前」はつけさせられるのでしょうね。やくざの世界のように。
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