久しぶりに日記を書く。ここのところ、facebookへの書き込みで忙しく、こちらはご無沙汰していた。
先日仲間とイタリアンの店で一杯飲んだが、その時の話題を書いておく。飲んだときでも結構まじめな話をしているものだ。それは地方議会議員の話だ。地方議会議員はボランティアで日当制にすべきだし、議会の開会は夜に開くなどして,本業をもちつつ議員をする方式がよい。そうすれば多くの人が傍聴もできる、と言うものでした。地方議員の実態を見れば,それで十分だと思う。諸外国もそういう例が多い。
あるサイトにこのあたりのことが紹介されている(http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6060;id=)。このサイトを運営している戸田議員は左翼・反橋下だけれども、ま、使えるところは使うということで利用したい。
そこでは、渡部記安(立正大学教授)「中央議会〈国会〉・地方議会議員年金制度」から抜粋として,下記が紹介されている。 ------- 地方議会議員1人当たりの年間報酬平均(年金コストを含む) 日本 762万円 韓国 240万円 アメリカ 65万円 ドイツ 50万円 その他無報酬の国 フランス、スウェーデン、スイス
米国の例 ▽市議会は平日の夜に開かれる ▽サラリーマンでも議員になれる ▽傍聴者は誰でも発言できる ▽議員処遇はパート並みと安い ---------
その他の国のことなどいろいろなことが書いてあるが、上記が市民意識の成熟したアメリカだからこれが可能なのかもしれないが、今の日本ならそれも可能ではないかと思う。このサイトでも書いていたが,こういうことをまともに論じた本がないという。そうかもしれない。日本では極めてこのあたりの問題への意識が低い。戦後の成功体験が,何でもこれまでのやり方がよいという無批判な態度が随所に見られる。今これを見直すべき時だと思う。
こういう声をもっともっとあげて、変えていかないと、地方財政の破綻はますますひどくなると思う。
なお、議会から発行されているニュートラルな論文も紹介しておこう。http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200607_666/066608.pdf
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