今日はセンター入試ということで,ここBKCも試験会場となっていて,バスも混んでいた。大学「業界」は今後どうなっていくのか,気にかかるところだ。少子高齢化ということで,18歳をどのように取り込むかで,各大学工夫を凝らしている。「法政がグローバル教養学部、明治が国際日本学部、立教が異文化コミュニケーション学部をそろって創設し、国際系で学生を取り合う様相」(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/116438/)だそうで,そういえば,最近,立命館大学も最近国際経営学科,国際経済学科を創ったし,それ以前でもかなり以前だが,国際関係学部を創った。
また,関西大学などでは下記記事に見るように,3大学で共同の取り組みをして,新味を出そうとしている。ただ,この3大学の取り組みは,大変な困難を伴うと思う。立命館大学で,経済・経営・理工3学部共同の取り組みをしているが(文理総合インスティテュート),そして私もそれに関わってきたが,なかなか大変である。それと比べて,3つの大学が共同の取り組みをするのは,さらに大変だろうと思う。よほど指揮命令系統をしっかりしないとうまく行かないだろうと思う。
最近の風潮として,新しいことに飛びつきすぎるように思う。あるいは,少し前の小泉政権やその後の政権でも「改革」を旗印に,いろんなことをしているが,成功しているとも思えない。何でもそうだが,基本が大切なのであり,基本をおろそかにして何かできると思うのは大間違いだ。われわれインスティテュートも学部の基礎が大事だと言っている。その上にあるものと位置づけている。何事も基礎が大切である。
私がいつも言うように,昨日があって今日がある。そして今日が明日につながるのであって,一足飛びに明日はやってこない。ところが,何かにつけて,明日のことばかりに目が行くようである。かつて,未来学者がはやったことがあった。あれなども未来は語るけれども,しばしば今日と接続していない未来であって,それは未来でも何でもなく,良くて夢,悪く言えば,だましである。
−−−−−−−−−−−−−−−− 関大生?大医大生?大薬大生? 3大学が共同学部開設 (http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/education/114517/)
関西大学、大阪医科大学、大阪薬科大学は9日、3大学共同で平成22年4月にも、医、薬、工学分野を横断的に学べる生命科学系学部を開設すると発表した。これまで大学間の単位互換や連合大学院はあるが、複数大学による共同学部の設置予定が明らかになるのは初めて。新学部の学生は3大学に在籍する形となり、“関西・大阪医科・大阪薬科大生”になる。少子化に伴う大学の生き残りが激化する中、他大学でも共同学部設置の動きがみられ、大学の統合・再編を加速させる可能性がある。
複数大学による共同学部の設置は、政府が「骨太の方針2007」で大学院研究科などを共同設置できる仕組みづくりを目指すとしたことで可能となった。
これを受け、文部科学省は20年度中に大学の設置基準に関する省令を改正し、21年度中にも設置認可を行う。早ければ22年度から学生の受け入れができる。国公私立大の垣根を越えた連携も可能という。
文科省は、複数大学で先端分野の高度な研究を行うことにより、国際競争力の強化につながることを期待する。大学側も人材や施設の共用によるコスト削減などのメリットがある。
3大学による新学部の名称は未定だが、生命科学部、生命医科学部などになる予定。学科やコースは看護学科や医療経営学科、医工学科などが想定されている。定員は1学年200人規模という。
学部は大医大キャンパス(大阪府高槻市)に開設し、新校舎の建設を検討。入試も3大学合同で学部独自の試験を行い、学費や教職員の異動などについては、今後、設置協議会を立ち上げて詳細をつめる。共同大学院、連合大学院設置も早急に検討するという。
3大学は昨年までに、それぞれ学術交流協定を結び、共同研究などを行ってきたが、新学部新設でさらに高度な研究や人材育成が可能になるとしている。
森本靖一郎・関大理事長は「大医大、大薬大と新学部をつくることで、関大も医学、薬学領域をもつ本物の総合大学になれる。新学部は大きな成果が得られると確信している」と話した。
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