ここのところ,いらだつことが多い。詳細は話せないが,精神の平衡を保つことの難しさを知らされる。冷静さを装うが,心が平穏でないので,失敗する。言い過ぎたり,言い足らなかったり。あとで気がついたりする。これは誰にでもあることなのだろうか。自分の性癖によるのだろうかと,ついつい悩んでしまう。自己嫌悪に陥る。さすが,躁鬱ということにはならない。別の「(心の)逃げ道」は用意する。一番心が安まるのは,本を読むことである。そして,研究構想を考える。そうすると,いやなことを忘れる。ところが,よほどいやなことだと,その「逃げ道」に逃げることを忘れる。しばらくして,その「逃げ道」を思い出し,研究に戻る。こういうことがときどきある。研究者は,研究という自分の世界を持っていることが幸せである。これがない人は,また,別の「逃げ道」を用意しているのだと思う。その「逃げ道」を用意できない人が,躁鬱病にかかるのだと思う。
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