singersong professor KMの日記

2006年11月27日(月) 証券研究関西学生連盟秋のセミナー

 昨日,一昨日の土日。土曜日は経営学部校友会のセミナー,懇親交流会を主催した。日曜日は証券研究関西学生連盟秋のセミナーの指導講師として朝早くから出かけた。会場は阪急・上新庄駅から歩いて15分の大阪経済大学であった。これが,我が住所京都・花園からはかなり不便。もちろん,今から考えると阪急・西院までタクシーで行けば良かったのだが,公共交通機関を利用するとかなり不便なのである。それに阪急のダイヤも昔と違って不便になっている。

 何となく,毎日通いなれたJR花園駅を起点に考え,二条駅へ行き,そこから歩いて阪急・四条大宮へ行った。今は四条大宮が不便になっている。以前は特急が止まったが,今や急行と言っても普通並の急行が止まるだけだ。この「急行」,高槻市まで各駅停車し,その先から急行になるだけなのだ。だから,「急行」で一端桂駅まで乗って,そこで,特急に取り替え,高槻まで行って,そこで普通電車に乗り換えて,「上新庄」まで行くわけだ。この「上新庄」が急行停車駅である「淡路」の一つ手前ときている。おかげで電車の中でセミナーの準備ができた。

 テーマは「日本におけるM&Aのあるべき姿」。学生諸君はこういう題を付けるのが好きなようだ。本来「あるべき姿」などない。第一,誰にとっての「あるべき姿」なのか明示されていない。だから,混乱する。ただし,セミナー指導講師としては,あまり最初に答えを言ってしまうと,学生諸君が萎縮してしまって,議論を引き出すことが出来ない。そこが難しいところでもある。

 いずれにせよ,「あるべき姿」は,この主催団体からいえば,証券業界にとっての「あるべき姿」ということになる。しかし,それも正確に言えば,証券業界にとって「望ましい姿」「あらまほしき姿」と言った方が素直である。当然,M&Aを仕掛けられる被買収企業の経営者からすれば,M&Aはそもそもしてほしくない,ということになる。だからこそ,「買収防衛策」が講じられる。買収企業の立場に立つと,M&Aがうまくできるよう,制度整備をしてほしい,と言うことになる。証券業界としてもM&Aがビジネスとして活用できるよう制度整備をしてほしいと言うことになろう。そして,その制度整備はすでにかなりなされている。だから,「あるべき姿」など言うまでもなく,現に行われているのが実情だ。そうすると,ここで何を論ずればよいのか,参加学生諸君も惑うはずである。これを交通整理しながら指導したわけだ。ま,講師としては頭の体操にはなった。決して無駄ではなかったと思う。


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