singersong professor KMの日記

2006年07月28日(金) ライブドア訴訟

 昨日ネットで下記のような記事が出ていた。ライブドア被害者が「堀江被告がマスコミに登場して投資家をだましたからけしからん」というわけだ。この記事を読んで違和感を感じた。堀江被告の問題はあるにしても,テレビに登場させたテレビ局の責任はどうなるのだろうかと言うことが第1。堀江モンを祭り上げたメディアの責任は大きいはずだ。むしろこちらの責任の方が大きい。第2に,さらに重大な問題は規制緩和をしたらこういう問題が起こると言うことが予見されたはずであるにもかかわらず,それを怠った制度改変の当事者,つまり,政府なり議会なりの問題はどうなるのかと言うことだ。

 どう考えても,当局者の責任は大きい。私など以前からディ・レギュレーションにはリ・レギュレーションを伴う(べきだ)と主張してきたが,ほとんどこれは常識だろう。それが不十分だから事件となったのではなかったか。まして,この風潮に悪のりして祭り上げるメディアの軽佻浮薄は,今日の大衆社会の持っている深い病根のしからしむるところだ。

 そういう反省が余り聞かれないのは何とも残念。というかそう言う無反省が今後に再び同様の問題を引き起こす原因となるはずだから,困る。この裁判で判事がどういう意見を述べ判断を下すのか注目したい。誰かこの事件をフォローして情報を知らせてほしいものだ。

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「大規模詐欺だ」と原告=堀江被告ら争う意向−ライブドア株主訴訟・東京地裁

 ライブドア事件で株価が急落し損害を受けたなどとして、個人株主ら1621人と法人6社が、前社長堀江貴文被告(33)=証券取引法違反罪で起訴=ら旧経営陣と同社などを相手に約101億円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、東京地裁(市村陽典裁判長)で開かれ、同被告らはいずれも争う意向を示した。
 原告の男性(62)は法廷で「600万円近くで買った株は130万円でしか売れなかった。堀江被告はマスコミに多く登場して信用をつくりながら、裏で違法なことをした。大規模な詐欺で許すことはできない」と意見陳述した。 
(時事通信) - 7月27日12時1分更新


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