singersong professor KMの日記

2005年04月28日(木) JR事故再論

 今回のJR事故,ホントに痛ましい。他人事とは思えない。尼崎の友人のS氏も救助活動にあたったとのこと。そしてメールによると「最初に現場を見たショックがまだ残っています。」とのこと,そうだろうと思う。

 それにしてもJRトップの対応を見ていて腹が立つ。全然わかっていない。これに関連してコンサルタントの岸本光永氏からの便りでも次のように言われている。全く同感だ。

 「この事件の背後にある企業体質あるいは企業文化について、予てから感じるところが多かった。JR、NTT、NHKに代表される旧公営企業体、制度的に守られてきた金融機関、三菱自動車等の旧財閥系伝統企業に共通の問題点が見えてくる。これらの企業は伝統的に新卒採用中心で、中途入社を基本的に行わない企業である。問題の起きる背後に異質な意見、考え方を排除する企業体質が強く内在していると感じる。」

 「今回の大惨事においても、JR西日本内部での対応は真実を追究するよりも、仲間をかばう方が優先するような言動、行動が表れたことが言われている。戦前の日本軍も同様であったように、は過去何回も繰り返された同質社会の行動様式である。同質社会の中では異質な意見を言うことが出来ず、この延長として、問題に対する問題追及や反省が行われることは行われることはない。」

 実際,大学なども同様の問題を孕んでいる。ただし,教授会などはかなり異質分子が多いことは事実だ。それでも問題を感ずることは多い。いくら途中入社組がいても,トップが変わらないと体質は変わらないだろう。難しい問題だ。


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