singersong professor KMの日記

2004年02月14日(土) 博士課程入試面接

 博士後期課程入試面接を終えました。4人面接したのですが,予定時間を遙かにオーバーするという熱心な面接になりました。どうしても研究内容に関わることになるので,力が入ってしまうわけです。もう1組面接をした班もあったのですが,こちらもかなりの時間オーバー。

 修士論文に関わった話,博士後期課程での研究計画,などなど,聞くべきことは多岐にわたり,どうしても時間がかかってしまうわけです。合否はいずれ発表されるでしょうが,こういう大学院生を面接するというのは,やはり,相手は研究者の端くれとはいえ,志願者のことを研究者として扱ってその視点から見るわけで,学部学生諸君を面接するのとはだいぶ違う。まさに,力が入る。真剣勝負。こういう緊張感はよいですね。

 私立大学で大学院博士課程後期課程で教育し,研究者を育てるというのは,並大抵ではない。これまでも諸先輩方がやってこられたこととはいえ,このご時世ですから,大学そのものが大変忙しくなってきている。他面で研究のレベルも当然上がり,研究者をめぐる競争状況もますます厳しくなってきている。グローバル化も進んできている。それだけにこれからの研究者は,従来以上に力を必要とされる。

 そう思うからこそ,力が入るわけです。もちろん,研究者は最終的には自己責任。しかも「徒弟制」のようなものも根強く残っている。私はあまり「徒弟制」には賛成できないが,しかし,所詮は人間関係。運不運もついてまわる。小中高校,さらには現代では大学の学部とは違って,師を選ぶのも学生・院生である。だからこそ自己責任といわざるを得ないわけだ。気付いていない諸君もいないわけではないが,それでもどこかで感づいているはず。難しい問題だ。


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