| 2004年01月09日(金) |
ならず者国家アメリカ |
最近,クライド・プレストウィッツ「ならずもの国家アメリカ」を読んでいるのだが,読めば読むほど「むかついて」くる。著者は,共和党レーガン政権時代に商務長官特別補佐官として,対日交渉でタフ・ネゴシエーターとして,日米貿易交渉にあたった人物で,だから,決してリベラル派というほどでもないはずだが,今日のブッシュ政権,アメリカの世界戦略を厳しく批判している。
あまりにも独りよがりで,一国主義,そして力で押しまくる世界戦略を快く思っていない。というか,激しくブッシュ政権批判をしている。アメリカがいかに他の国々を苦しめて自らの利益を図ってきたかを次から次へとあげつらう。そのたびに「むかつく」わけだ。もちろんこういう人物を輩出するところにアメリカの良さがあるのだが。
それにしても,とりわけ,9.11以後のアメリカのヒステリックな対外政策は噴飯ものである。もちろんそれ以前から,問題はあった。その点も含めて,この本は論じている。また紹介したいが,とりあえず,一読を薦めたい。
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