singersong professor KMの日記

2003年08月09日(土) 校正

 ここのところ,今度出す編著書の校正作業に追われている。校正というのは,あまり創造的な仕事とは言えない。作品の後始末のような仕事である。これを繰り返し繰り返し行うのだから,飽きてくる。根気のいる仕事で,なんだかつまらない仕事だと思えてくる。

 でも,読者に対して間違いのないものをお届けするという製造物責任の遂行でもある。責任は重大なのだが,シンドイ仕事で,嫌になってくる。でもやらざるを得ない。時には独り言で,「何でこんなになるの」などとぼやきながらやるのである。

 いわば作品の完成,仕上がりを思い浮かべながら,仕事を続けている職人のようなものだ。研究者というのは,ある意味職人的なところがある。今回の場合,編者でかつ校正の期間が短い,だから,全部編者が,共編者とともに見なければならないわけだ。それだけに,苦しい。

 まして,執筆者は後輩や教え子ということもあって,責任はさらに重い。後輩の場合はともかく,教え子の場合は大変だ。できの悪い教え子であれば,その製造物責任もこちらにある。世間はそう見る。だから,校正作業も大変となるわけだ。責任が一身に降りかかってくる,そういう構図だ。しかしそれが務めだ。読者に対する責任だ。やりがいのある仕事だと思って頑張ろう。


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