週刊東洋経済最近号,本屋で立ち読みした。確かに,Aランクの大学は,慶応,早稲田,立命館,同志社の4大学のみであった。こういうランキングの雑誌は結構売れるもののようだ。だから,こういう特集をよく組むのだろう。ただ,これによって一喜一憂するのもいかがなものかと思うが,どうしても気になってしまう。
東の早慶,西の同立,と言う形で固まってきたのだろうか。良きライバルが必要とはよく言うが,これまで立命館大学が改革の先頭を切って走ってきて,同志社大学がじっくり構えていた,と言う構図だった。ところがここへきてようやく同志社大学も動き出してきた。立命館大学もうかうかしておれないわけだ。しかし,こういうライバル関係は悪くない。お互いのためだ。
最近「日経クイック情報」との協力の下で,教育内容も工夫してきている。こういう工夫ができるのも,改革を進めるための雰囲気と資金力があるからだ。今,立命館大学の学校法人としての予算規模を見ると,帰属収入は500億円を超えている。資産規模も2300億円と大規模化している。同志社の場合帰属収入450億円,資産規模1600億円だ。関西大学がそれぞれ,410億円と約1500億円,関西学院大学が250億円,1000億円強となっている。意外と知られていない。
予算規模が大きいと,それだけ事業も行いやすいということになる。こういう基礎データをもとに考える必要があるわけだ。まさにこういう発想をもてるのが私のような財務論担当教員のメリットだろう。
さらに参考までに,慶應義塾大学帰属収入1100億円,資産3200億円,早稲田大学帰属収入合計824億円,資産2800億円,中央大学帰属収入365億円,資産約1300億円,立教大学帰属収入200億円,資産520億円などとなっています。
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