singersong professor KMの日記

2003年05月25日(日) ゼミ卒業生と

 昨日の土曜日は,夜,今年3月のゼミ卒業生たちとの懇親会だった。京都での飲み会だった。まだ,卒業して2カ月もたたないのに,仕事の大変さを実感している様子。朝の早さ。睡眠時間がとれないこと。皆ではないが,この辺りが共通項のように見えた。もっとも,大学院進学組は,それとおよそ無縁。

 銀行への公的資金注入が一大話題であった。ファイナンス・インスティテュートということで,どうしても金融機関への就職が多い。で,その金融機関でいろんな事件が起こっているわけだから,それが話題になる。今朝のテレビ局の番組をみていても,それが話題になっているのだから,当事者を囲むとそれが話題にならざるを得ない。ま,新人だから,そんな深刻な話にはならない。それは救いだ。

 最近,私は『立命館経営学』の最近号に「バブル崩壊後の日本の銀行の収益力分析」というのを書いたが,とにかく,今の日本の銀行は機能不全に陥っているごとくだ。須田慎一郎「巨大銀行沈没」(新潮社)というのを読んでいると,その迷走ぶりがよくわかる。私の論文でもちょっと触れておいたが,こういうドキュメンタリーにはかなわない。こちらはリアルである。これらを読んでいて思うのは,結局,人や組織の問題に行き当たる。

 いずれじっくり紹介したいが,沼上幹「組織戦略の考え方」ちくま新書,というのが,大変参考になる。一読を薦めたい。この本を読んだ読後感を,とくにビジネスマンとなっている皆さんにお聞きしたいものだ。


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