18,19日と東京へ出張してきました。経営学部校友会ならびに経営学振興会共催のセミナーの司会進行役としての出張でした。
セミナーそのものは,経営学部藤田敬治教授による「これからの組織再編について----最近の商法改正ならびに目下審議中の企業結合会計を中心として----」というテーマでのお話しでした。連結会計時代と言われますが,連結経営はどうあるべきか,というお話しでした。その内容については,昨日中に「経営学振興会・アクロス速報」としてまとめましたので,いずれお目にかけるかもしれません。
終了後,懇親会などで卒業生とも会いました。懐かしい顔ぶれと会って話すことができました。これが東京出張の目的だったと言われればそれまで。帰りには「八重洲ブックセンター」で面白い本を見つけました。いずれ紹介したいと思います。
実は,セミナーの前に,スガシタファイナンシャルサービスの菅下社長とお会いして会食しました。その席で,菅下清廣「株で儲かる人の30の約束」(中経出版)というのをいただきました。あまりに面白いので,もう読み終わってしまいました。皆様に一読を薦めたいと思います。
書いてあることは,きわめて当たり前のことなのですが,何ともさわやかに読めるのです。書名から判断できるようなどぎついものではありません。いわば人生訓のような内容でもあります。私にとっては耳の痛い話が沢山出ていました。その通り,当たり前のことができないのです。「言うは易し,行うは難し」なのです。ただ,この歳になると言われていることがすごくよく分かるのです。
「よい人脈をつくろう」「「ヒラメキ」を磨こう」「時間を効率的に使おう」「約束を守ろう」「感謝の気持ちをもとう」「人のために働こう」「いつも心に笑顔をもとう」「ロマンチックな気持ちで過ごそう」「欲張るのはやめよう」「運のよい人と付き合おう」などなど,表題を見ただけなら,何と当たり前のマッコウ臭い話だろうと思うかもしれない。
けれども,読んでみたら,実に清々しいのである。この人のファンになること請け合いです。菅下氏にはこの3月8日(土)に,京都で『デフレ不況―株安時代の儲かる投資戦略―』というテーマでお話しいただく予定です。又改めて案内したいと思っています。
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