Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2006年09月25日(月) ウルトラマン 裁判



「 アーノルド・シュワルツネガー は、長い “ もの ” を持っています。

  ジョージ・ブッシュ は、短い “ もの ” を持っています。

  ローマ法王 も持っていますが、一度も使うことはありません。

  そして マドンナ は、持っていない “ もの ” です。

  いったいこの “ もの ” とは何でしょうか? 」

                                  英語のなぞなぞ

Arnold Schwarzenegger has a long one.
George Bush has a short one.
The Pope has one but he never uses it.
And Madonna doesn't have one at all.
What is it?

                                       Riddle



名言も飽きてきたので、「 なぞなぞ 」 や 「 ジョーク 」 を多用している。

前回に続き、ちょっと 「 大人のなぞなぞ 」 を用意してみた。


世界の名言やジョークなどを、挨拶代わりに冒頭で引用しているが、そんな私の日記も、あちこちで リンク されたり、引用していただいている。

それは、とても光栄な話だと思うので、こんな駄文でも何かの参考にされたり、話題のひとつになるのなら、随時、ご遠慮なく使っていただきたい。

たまに 「 無断リンク不可 」 なんて書いておいて、勝手に引用され、誉められると喜び、けなされると エキセントリック に怒ってる人もいる。

こちらは、どのような評価であっても気にしないので、心配ご無用だ。

結局、オリジナル とはいっても、自分の体験談以外は、何かの引用だったり、表現方法も、過去に見聞きした話に ヒント を得ているはずである。


特撮 ヒーロー 物の人気 キャラクター である 「 ウルトラマン 」 の著作権を巡って、タイ、中国と、日本の 「 円谷プロダクション 」 が係争している。

生誕 40周年を迎えた ウルトラマン は、言わずもがな日本生まれの人気 キャラクター なので、当然、著作権は 円谷プロ に属すると思われがちだ。

ところが、話はそう単純でもなく、円谷プロ は資金援助を受ける見返りに、初期作品の海外利用権を、タイの映画会社に譲る契約を交わしている。

それで、日本の最高裁は2004年、円谷プロ の上告を棄却し、「 日本以外での独占的利用権はタイの映画会社にある 」 と司法判断を下した。

今回、タイの映画会社が中国で ウルトラマン の関連商品を売り出すことになり、再度、円谷プロ から 「 盗作と著作権侵害 」 の訴えが起きている。


過去に私は、二つの会社に勤務したが、いづれも 「 法務課 」 という部署があり、法的に係争する事態の対処や、未然に防止する対策を司っていた。

企業が ホールディング している ブランド の管理や、商標権、著作権などが侵害されると、警察や FBI に協力を要請し、それに対応していた。

そのため、個人や法人の持つ 「 権利 」 の価値は十分に認識しているが、最近は、誰でもかれでも 「 著作権 」 などと主張するので、どうかと思う。

たとえば、他人の吐いた名言などを冒頭に掲げ、新聞から拾ってきた話題について所感を並べた程度の 「 この日記 」 に、著作権などあるだろうか。

法的には存在するかもしれないが、一日の終わりに、その夜の気分で書くこの日記は、食後の 「 げっぷ 」 みたいなもので、権利など主張できない。


猫も杓子も 「 商標権 」 や 「 著作権 」 を主張し始めた背景のひとつには、特許庁という役所が、なんでもかんでも申請を認めてしまう悪習がある。

たとえば、「 涼 ( りょう ) 」 や、「 暖 ( だん ) 」 という漢字は、某繊維会社が 「 商標権 」 を取得している。

これは、一文字だけで使用する場合にかぎられ、たとえば、「 涼風 」 とか 「 暖気 」 など、別の単語の一部に使うことは問題ない。

夏物、冬物の肌着を販売する際に使用する外装袋 ( パッケージ ) などを制作するときには、そういった知識が不可欠で、なかなか面倒である。

友人の グラフィックデザイナー から聞いたのだが、若手の デザイナー がそれと知らずに何かの漢字を使い、損害賠償に発展したこともあるらしい。


最近では、「 阪神優勝 」 の四文字を商標登録している人がいて、たまたま阪神が優勝したときに、優勝セールでモメたことなどが話題になった。

ウルトラマン のように、明らかに独自の創作性があるものは別として、何にでも申請を受理する特許庁の 「 乱発ぶり 」 には首を傾げたくなる。

その影響からか、素人日記に 「 著作権 」 などという 「 値打ち 」 を掲げる人も多く、眺めているこちらが恥ずかしげな気分になったりもする。

所詮は素人の駄文であり、大半は 「 売り物 」 になる品質からは程遠いのだから、誰かに関心を持たれ、リンク され、引用されるほうが幸いだ。

ある主婦の方がこの日記をリンクされ、「 口調は堅いけど、中身はそうでもない。 そこが魅力 」 と紹介されたのだが、なんだか印象的で嬉しかった。






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