| 2006年09月07日(木) |
親王殿下の御誕生にお慶びを申し上げます |
「 母性愛、すべての愛はそこに始まり、そこに終わる 」
ロバート・ブラウニング ( イギリスの詩人、劇作家 )
Motherhood; All love begins and ends there.
Robert Browning
秋篠宮さま以来、41年ぶりの 「 皇室での男子誕生 」 である。
この日を迎えたことを喜び、心からお祝い申し上げる。
男子が誕生したことで、皇室典範に関する論議は当面、見送られるようだ。
すべての国民にとっても同じだが、今日、この一日を、どう過ごしていたかということについて、手帳に記すなどして憶えておいたほうがよいだろう。
もし将来、この男子が皇位を継承したときに、「 新しい天皇が誕生したあの日、自分はあそこにいて、あれをしていたな 」 と、振り返ることができる。
私は、皇太子殿下と同じ年 ( しかも、同じ月 ) の生まれなので、あるいは、その日まで長生きできるかわからないが、今日の良き日を憶えておこう。
ちなみに今日は、日帰りで東京に行き、新しい商談をまとめてきた。
世間には、自分の産んだ子供を虐待する鬼畜や、安易に自殺を図ることで生命を冒涜する愚か者もいて、人格破綻者連中が新聞紙面を賑わせる。
正気の人間からみれば考えられない凶行に、つい目が奪われ、嘆かわしく感じたりもするが、実際には 「 ごく一握りの不良品 」 の話である。
飲酒運転の車に追突され、自らも深手を負いながら、海に落ちた我が子を助けようと何度も飛び込み、母の愛、命の尊さを教えてくれる人もいる。
言葉や文章で、「 愛 」 だの、「 命の尊さ 」 だのと並べ立てることは簡単だが、身をもってそれを証明し、人々の胸を打つことは容易でない。
全国民が見守るプレッシャーの中、ご無事に、母子共にお健やかな状態でご出産を終えられた紀子さまも、母性愛の素晴らしさをお伝えになられた。
朝刊は、「 金融庁が与党に示した “ 貸金業規正法 ” の改正原案を容認できないとして、後藤田 内閣府政務官 が辞意を示した 」 件がトップだった。
まったくもって日本の金融業界は 「 外道 」 であり、その頂点に立つ日銀総裁は、私利私欲のためにインサイダーまがいの取引をしても悪びれない。
銀行は、自分たちのミスを公的資金の導入で救われ、何の苦労もしないでゼロ金利のおかげで暴利を挙げ、しかも預金者には還元しない。
そして銀行と、消費者金融と、金融庁は結託して 「 容認できない 」 改正案で国民をまた騙そうとしている。
普通なら、国民を馬鹿にしたこの忌々しき問題が、引き続き追求されるべきところだったが、紀子さまのご出産で、吹っ飛んでしまった。
日本の金融業界は、倫理観が欠如した超最悪の 「 ゴロツキ 」 揃いだが、それ以外の民間努力により、なんとか経済は底を脱してきた。
遅まきながら、小泉 = 竹中 コンビ による経済政策も、少しづつは成果を表わし始めてきて、まだ十分とは言えないが、景気は回復基調にある。
そこへ、本日の喜ばしい話題が重なり、日本全体が、ようやく明るさを取り戻してきた感じもする。
出産前、「 皇位継承問題にしか興味を持たなかった人 」 の中で、出産が近づくにつれ、母子の安全を願い、朗報に安堵した人も多いようだ。
まさに、「 母性愛、すべての愛はそこに始まり、そこに終わる 」 である。
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