Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2006年05月08日(月) それぞれの置かれている状況と、その発言



「 勇気とは、窮しても品位を失わないことだ 」

                  アーネスト・ヘミングウェイ ( アメリカの作家 )

Courage is grace under pressure.

                            ERNEST HEMINGWAY



人それぞれに、好不調の波というものがあるだろう。

不調で窮している時は、何をやっても成果に結びつき難い。


あまり泣き言を吐かないタイプだと自認しているが、このところは明らかに 「 絶不調 」 で、ちょっと厳しい時期に突入している模様だ。

未来はわからないが、過去に比べると、行動の成果が結果に反映されないことが多く、途方に暮れたり、嘆いたりして苦しんでいる。

こんなときだからこそ、自分の真価が問われる時期だと自戒し、ストレスやイライラを他人にぶつけないことが肝要で、ここは耐えねばなるまい。

ビジネスや資産運用と、私生活の充実を切り離して考えるように努力しても、それぞれには因果関係があったりして、連鎖的に悪循環が起きる。

焦る気持ちや不安を 「 試練への挑戦 」 と受け止めて、冷静かつ能動的に、粘り強く対処していく不屈の精神と、不断の行動力が求められよう。


私は日記において、「 仕事とは、工夫次第で楽しいもの 」 とか、「 人生とは、明るく楽しむべきもの 」 といった、楽観的な記述をすることが多い。

それに対して、「 健康面や経済的な背景に恵まれているから書けることだ 」 とか、「 弱者への配慮が足りない 」 というご批判を受けることもある。

もちろん、自分の意見に対して共感が得られ、賞賛を受けると心地よいが、異論を唱えられ、ご批判を受けることも自分の糧になるはずだ。

だから私は掲示板に書き込まれた内容を削除しないし、ムキになって反論したこともなく、すべてのご意見を真摯に受け止めるようにしている。

真意がご理解いただけていないと感じる場合もあるが、自分の筆力が足りなかったり、表現が不適当なためにそう判断されたのだから、仕方がない。


ただ、物事に楽観的だったり、人生を積極的に楽しもうとする人間が、必ずしも豊かで健康な生活を安定的に保っているかというと、そうではない。

逆に、他人から見れば裕福で恵まれた環境にあると思われても、自分では 「 毎日が不安でしょうがない 」 という精神状態の人もいる。

つまり、それぞれの人間が置かれている状況と、その人の考え方は、仮に同じ立場であっても異なるのだということだけは、ご理解いただきたい。

むしろ、同じ人間が境遇の変化によって、思想や哲学を変えたり、言動が食い違ってくることのほうが、理不尽であり、卑しく醜いことだとも思う。

以前に比べて、厳しい状況に追い込まれてはいても、自分で正しいと信じた生き方を全うする以外に、状況を打破する手立てはないはずだ。


回りくどい表現をしたが、現在、「 窮地 」 を脱する努力をしている最中なので、けして 「 何の苦労もない 」 ような状況ではない。

窮しても他人をねたんだり、社会に憎悪したりしないのは、どんな状況でも信念を貫きたい気持ちと、「 そんなことをしても仕方がない 」 からである。

生まれ持った精神力の違いとか、「 心の治癒力 」 みたいな差よりも、その点が大きいのではないかと思う。

余談だが、たとえば 「 うつ病の人は精神力が弱い 」 ということはない。

精神力が強いからこそ限界まで我慢して破綻するのであり、精神力の弱い人は日常的に愚痴や泣き言を吐露するので、うつ病にはなり難い。


他人に公開する日記で大事なことは、「 自分の置かれている状況 」 と、「 自分が正しいと思うこと 」 を関連付けずに、信念を語ることだと思う。

自分らしく、信念に従って行動できない人は、「 他人から、こうあってほしいと望まれる人物 」 にはなれても、自分として生きることができない。

特に、窮している時には 「 マイナスのオーラを発する人物 」 や、そういった雰囲気に呑まれ、取り込まれてしまいやすいものだ。

明日からGWも明け、また世間はビジネスモードに様変わりする。

たとえ今は苦しくとも、希望をもって課題を克服し、試練に打ち勝って美酒に酔える日を、胸に描いて前進していきたいと思う。






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