Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2006年01月30日(月) 前向きか後ろ向きかは、性格の問題ではない



「 危険を冒せ、人生はすべてチャンスだ。

  ふつう、一番遠くまで辿り着く者は、大胆に行動する意欲のある人だ 」

                   デール・カーネギー ( アメリカの著述家 )

Take a chance! All life is a chance.
The man who goes the farthest is generally the one
who is willing to do and dare.

                               DALE CARNEGIE



人生を楽しむためにも、健康で豊かな生活を過ごすことが望ましい。

そのためには、すべてが 「 守り 」 だけでは実現が難しいだろう。


すべてが守りというのは、すべてに 「 否定的 」 な姿勢のことだ。

やれない、やらない理由ばかりを列挙するのは、愚か者の所業にすぎず、「 こうだからできない 」 ではなく、「 こうすればできる 」 と常に考えたい。

同じ人生でも、物事を前向きに考える人と、後ろ向きに考える人では、精神の健康度にも差があるし、それは肉体的健康にも大いに影響を与える。

人生で本当に大事なことは、失敗をしないという 「 防御 」 ではなく、前向きに行動する姿勢と、失敗をしても立ち直るという 「 回復力 」 にある。

何に挑戦するかは人それぞれだし、どのような選択が望ましいとは言えないが、何を選ぶとしても、その根幹は普遍的なもので変わりはしない。


子供や若者に対して、あるいは子供を持つ親御さんには、とにかく何でもいいからスポーツを経験するように、私は勧めている。

重要なのは、スポーツを 「 する 」 のではなく、「 経験する 」 という部分で、一定期間、情熱の大部分を傾けて没頭することを指している。

大記録を樹立するとか、全国大会に出ようとか、そのような水準でなくても構わないが、生半可ではなく 「 真剣 」 に取り組んでほしいのだ。

自分の限界に近いところまで鍛錬した者だけが、タフな肉体と精神を手に入れることが出来、それは将来において、必ず役に立つはずである。

タフな肉体と精神があれば、厳しい状況にも 「 へこたれない 」 わけで、それこそが健康の証として、元気の源にもなる。


もちろん、だからといって不摂生をすれば病気にもなるし、鍛えた後の自己管理も重要で、自分の健康を過信してはいけない。

また、同じく若者や子供たち、あるいは親御さんに話しているのは、月並みかもしれないが 「 学歴を身に付けなさい 」 ということである。

ここでいう学歴とは、「 学校歴 」 のことではなくて、大卒だとか高卒だとか、どんな大学だとかは問題にしていない。

中卒でも構わないが、「 他人に負けないだけの知恵を身に付ける 」 ということが重要で、偏差値の高い学校を出てもバカでは話にならない。

この 「 知恵 」 というのは、もちろん 「 知識 」 のことではない。


さて、以上で 「 心身の健康 」 と 「 知恵 」 を身に付けたら、大抵の場合は 「 豊かさ 」 も手に入るのだが、一応、それにも触れておこう。

ホリエモンのように 「 お金で買えないモノはない 」 とは言わないが、ある程度のお金はあったほうが、充実した人生を過ごすには便利である。

そのためには自分に合った仕事を選び、努力して成果を挙げ報酬を得て、蓄財を有効に運用し、将来に備えて備蓄する方法が一般的であろう。

お金がすべてではないが、経済的に困窮しすぎてしまうと、望んだ生き方ができなかったり、人生の選択を誤る危険が大きい。

前向きに生きるためにも、お金が無いことは大きな妨げとなるのである。


これら 「 心身の健康 」 と 「 知恵 」 と 「 経済力 」 のどれかが不足していると、人間は不安を感じやすくなり、どうしても後ろ向きな発想に陥りやすい。

逆に、心身が健康で、知恵があり、お金があるならば、人生を辛く感じたり、不安な目で将来を眺める習慣はつきにくいものである。

人生に積極的か、消極的か、あるいは、楽観的か、悲観的かというのは、性格の違いだと思われやすいが、むしろこの違いのほうが大きい。

言い換えれば、過去の怠慢によって、このどこかにコンプレックスがあったり、欠落した部分があると、前向きに人生が楽しめなくなるのだ。

こういう言い方をすると、「 では、障害者は人生を楽しめないのか 」 などと反論する人もいるが、その人なりに努力した実感があればそれでいい。


もう一つ、人生で大事なものを付け加えるならば、それは、趣味とかライフワークなどの 「 生きがい 」 的なものだろう。

仕事でも知性や教養や品格を身に付けることはできるが、お金を目的としない部分で、自分らしさを発見したり、純粋に楽しんだりできる術となる。

これは 「 自分らしい個性 」 という要素が重要で、きっかけは他薦でもよいが、たとえ親からでも、強要や、過度な影響は受けないほうがいい。

こういう趣味がいいとか、他人に価値観を押し付ける人もいるが、参考程度に聞くぐらいにして、すべては自分で決めるべきものである。

また、不健康な精神の人たちにとっては、趣味も 「 宗教的 」 な心の拠り所になってしまっていて、自分と違う趣味を見下したり、否定することが多い。


冒頭の “ Take a cance! ” を 「 チャンスをつかめ 」 ではなく、「 危険を冒せ 」 と訳すのは、無謀な挑戦をしろという意味ではない。

ただ、「 チャンスをつかめ 」 では、道に落ちている幸運を拾いなさいという程度にしか意味が伝わらないと思うので、あえて 「 危険 」 とした。

チャンスというものは、最初からそこにあるのではなく、自分の熱意と行動から産み出すものであり、逆に、その気になればどこにでも存在する。

もちろん、失敗もつきものだが、それを怖れていては幸福にはなれないし、日頃の鍛錬と、立ち直る気力さえあれば、何も怖れることはない。

前向きに生きて幸せになりたいなら、性格を変えることなど考えず、心身を健康に保ち、一生懸命に働き、お金を大事にさえすれば簡単なのである。






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