Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2005年06月11日(土) 自責で考えない無能者



「 重役の地位に定着する人間は、問題提起に解決のヒントを出すもの 」

                  マルコム・S・フォーブス ( フォーブス社長 )

Executives who get there and stay suggest solutions
when they present the problems.

                           MALCOM.S.FORBES



逆に言うと、「 問題解決能力の無い者には、重役の資格なし 」 である。

そんな連中は、さっさと辞めるほうが世の中のためになる。


地球温暖化防止策の一例として、小泉内閣が音頭をとって提唱している 「 クールビズ 」 運動に対して、慌てふためいている企業、業界がある。

8日、「 日本ネクタイ組合連合会 」 は、小泉内閣の閣僚全員に要望書で、「 ノーネクタイ、ノー上着 」 というキャッチフレーズの中止を求めた。

個別商品の排除に繋がるという意見や、「 ネクタイを締めなければ地球の温暖化防止が達成できるのか 」 という物言いがついているらしい。

ちょうど、業界にとっては大きなイベントである 「 父の日 」 を控えた時期なので、余計に 「 なんとかしたい 」 という気持ちはわかる。

しかしながら、「 地球温暖化 」 や 「 省エネ 」 への予防策として政府が掲げたクールビズを、「 己の利益を優先させろ 」 とケチをつけてもよいものか。


気持ちはわからないでもないし、業界にとって逆風となることも事実だが、かといって恥ずかしげも無く 「 自己中心的 」 な主張をするのはどうか。

私がトップなら、クールビズという習慣に沿った商品開発 ( たとえば、涼感のあるネクタイなど ) を指示したり、販売にハッパをかけるだろう。

あるいは、「 猛暑で、誰もネクタイを絞めていない今だからこそ、オシャレなネクタイで差をつけよう 」 みたいなイベント、企画を提唱するはずだ。

逆風を妬んだり、障害を疎んじ、邪魔者を批難したり、攻撃することにのみ四苦八苦するのは、まさに 「 無能な愚か者 」 の所業である。

たとえ逆境の中にあっても、自分が出来得る最大限の努力をしない人間がトップにいるようでは、業界そのものが脆弱であると言わざるをえまい。


彼らの主張は、「 天候が悪いから売れませんでした 」、「 台風がきたので不振に終わりました 」 と言っているようなものである。

そんなことは、幼稚園児でも言える泣き言であって、まともなビジネスマンが吐くような台詞とはいえない。

ましてや、普段は現代の若者を指して、「 最近の若い奴は骨がない 」 などと呟いていそうな業界トップたるものが、なんとも情けない発言ではないか。

日本の経済が悪くなったのは、こういう 「 ぬるい 」 感覚が蔓延した結果であり、もう一度、気を引き締める必要があると思う。

特に、自分の境遇には泣き言ばかりを漏らしているくせに、弱者や若者を小馬鹿にする中高年連中は、ハッキリ言って 「 社会悪 」 である。






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