怒っているとき、不満が溜まっているときは、何もしないにかぎる。
感情を日記にぶつけて、他人まで不快な気持ちに巻き込んではならない。
これは、いつもの 「 著名人の名言 」 ではない。
私自身の 「 今夜の気分 」 である。
そういうわけで、今夜は日記をお休みし、気持ちが静まるのを待ったほうが望ましいと判断した。
誰だって、気分がすぐれない時はあるもので、そんな気分に陥らないことが正しいのではなく、そういう気分で日記を書かないことが正しいように思う。
怒りにまかせて何かを書いても後で後悔するだけなのに、つらつらと愚痴を並べ立てる人もいるようだが、そんな芸当は真似ないほうが良い。
最近、こういうときに 「 酒のありがたみ 」 を感じるようになってきた。
逃避と呼ぶ人もいるだろうが、つかの間でも、嫌な記憶をどこかへ置き忘れてくることは便利で、これを利用しない手はない。
どうせ明日になれば、過去の経験から 「 自分らしい対処 」 をするだろうし、自分に対して、その程度はやれるという信頼を置いている。
だから今夜は、ただ、酒を飲むだけでよい。
余計なことを考えたり、書き残したりする必要などないのである。
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