Tonight 今夜の気分
去るものは追わず、来るものは少し選んで …

2005年05月19日(木) 迷いのとき



「 川を見ると落ち着く。

  それは川に迷いがないからだ。

  川の行き先は決まっていて、ほかへ外れることはない 」

                        ハル・ボイル ( アメリカの特派員 )

What makes a river so restful to people is that it dosen't have any doubt - it is sure to get where it is going, and it dosen't want to go anywhere else.

                                   HAL BOYLE



人の人生が川だとしたら、たしかにそうなのかもしれない。

しかしながら、荒天で川岸が決壊したり、枯れて干上がることもあろう。


まったく 「 迷い 」 の無い人がいるなら、その人こそ賢者だと思う。

自分に自信があることと、「 迷い 」 が無いこととは違う。

大半の人間は常に 「 迷い 」 と葛藤しており、その場面においての決断による結果が大きかったものを、後から 「 人生の分岐点 」 と呼んだりする。

自分の生きる姿勢や、身の処し方を心得ているつもりでも、常に 「 迷い 」 はつきまとうもので、そこから逃れることが難しい。

年をとれば 「 迷い 」 から解放されるものと思うのは、どうやら間違いのようで、普段はその存在に気がつかないけれど、いつもすぐ近くにいる。






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