| 2005年03月05日(土) |
時間をコントロールする効用 |
「 忙しいだけでは十分ではない。 アリだって忙しい。
問題は、何をしていて忙しいかということである 」
ヘンリー・ディビット・ソロー ( アメリカの随筆家、詩人 )
It is not enough to be busy; so are the ants. The question is; What are we busy about?
HENRY DAVID THOREAU
社会に出ると、「 人生は公平とも言い切れない 」 と感じる場面がある。
ただし時間だけは、誰に対しても 「 一日に24時間 」 公平に与えられる。
これを三分割する場合、09:00 〜 17:00 を 「 ビジネス 」、17:00 〜 01:00 を 「 プライベート 」、01:00 〜 09:00 を 「 リラックス 」 に充てる人が多い。
実際には、もう少し 「 ビジネス 」 が長くて、「 プライベート 」 が短いのだろうけれど、あえて三分割するならこんな感じが平均的なのだろう。
私の場合は、自営をしているからというわけでもなく、会社員をしていた頃からも、そのような 「 面倒なルール 」 に縛られることが少なかった。
強いて三分割するならば、13:00 〜 21:00 が 「 ビジネス 」、21:00 〜 05:00 が 「 プライベート 」、05:00 〜 13:00 が 「 リラックス 」 である。
もちろん、朝一番から仕事をすることもあるけれど、こんな感じが多い。
内勤の人や、シフトで働く人の場合は難しいが、同じ成果を挙げるために 「 自分の時間をコントロールできる 」 と、かなり効率の良い仕事ができる。
他人に会う仕事、顧客が訪ねてくる仕事をしている関係で、午後一時から五時までは オフィス に居るようにしているが、それ以外は自由が利く。
平均的な私の一日は、昼食をスタッフと共にし、午後はクライアントの来訪に合わせて働き、夕食は 「 ゲスト 」 と摂り、少しのお酒を飲んで帰る。
週末以外は、夕食の相手が 「 顧客 」 の場合が多く、情報収集や、商談を兼ねた 「 ビジネス 」 の延長になっている。
週末、休日は、友人や ガールフレンド と食事し、遊びの時間に充てる。
家に帰る時間は日によって異なるが、平日は午後十時頃が多い。
それから家で仕事をしたり、日記を書いたり、他所のサイトを覗いたりして、けっこう深夜遅くまで、寝ないで起きていることが多い。
午前中の予定が特になければ、明け方まで PC と格闘し、パワーポイントで資料を作ったり、気分転換にネットを楽しんだりして過ごしている。
たとえば明日は、朝から予定があるので、この日記を書き終わったら就寝するが、いくら早起きをする前日でも、宵の口に眠ることは稀である。
汗をかく夏場以外は、風呂に入るのは、出発時刻が早いときも遅いときも、だいたい朝の行事にしている。
こんな生活をしていると、タイミングによって 「 前の日は夜遅くまで仕事をし、翌日は早朝から仕事をする 」 というケースも出てくる。
逆に、「 前日は早く仕事を終え、翌日も午前中はオフ 」 という場合もある。
必然的に、「 眠れるときに眠る 」、「 短時間でも熟睡し、起きたらすぐ行動できる 」 という習性を身に付けないと、体がおかしくなる。
慣れてくると便利で、「 やる気の高まったときに、好きな作業が行える 」 という利点が発揮できるし、自由に時間を操れる感覚が強い。
このあたりも、一人暮らしの長所なのかもしれない。
忙しいときなど、日記の更新を 「 している場合ではない 」 ときもある。
そんなときには休むのだが、逆に暇なときに 「 書き貯め 」 をしておいて、更新の作業だけをして帳尻を合わせたこともある。
しかしながらそれでは 『 今夜の気分 』 という表題に反するので、最近ではそのような 「 ズル 」 をしないように心がけている。
特に 「 夜型人間 」 というわけでもなく、朝から行動することも苦手ではないが、静かな深夜に仕事をしたり、日記を書くのも楽しい作業である。
起きている時間帯と、寝ている時間帯を固定概念として定めなければ、24時間の使いみちは幅広く、ある程度の忙しさは消化できるものだと感じる。
|