部長motoいっぺい
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2002年05月31日(金) ミス・アンジェラ伝説(その2)

ミス・アンジェラには4歳の男の子がいる。



ん??ミスなのに子供がいる?

と思ったのは、僕だけではあるまい。


昨日書いたとおり、クラスにはいろいろな写真が貼ってあり、その中には彼女が息子と一緒に写っている写真もたくさんある。
↑一般的なアメリカ人は職場に家族の写真を飾りたがる

余談だが、クラスにはミス・アンジェラが5歳の時の写真も大きく貼り出されており、結構笑える。
↑だって、「そのまま」なんですもの(笑)


話を元にもどして、なぜ彼女が「ミス」なのかについてであるが、謎を解く鍵は子供と写った写真の中にある。
というのも、旦那と一緒に写った写真がないのだ。

そう、彼女はいわゆるバツイチである。
↑バツ2か3かもしれんが・・

以前に僕が授業を見学に行った時、たまたま家族についての授業であり、その時に彼女は自分の家族について、自分と息子一人であること、息子の父親とは離婚して今は別々に住んでいることを子供達に説明していた。
↑ウチの息子がその説明を分かったとは思えんが・・(汗)


ウチの嫁いわく、

彼女のペースについていける旦那さんって、アメリカ人の中にもいないかも・・・

とのこと。



と、ココまではまあ、離婚経験のある先生なのね・・ということなのだが、彼女の場合、ココからが伝説となる。





彼女は旦那と別れて、子供一人を太腕細腕で育て上げているのだが、そこに



















中国から一人養子をもらい、家族を増やすと宣言した!





















ここアメリカでは、東南アジアやアフリカの恵まれない子供達を養子にもらう制度がとても盛んである。
盛んではあるものの、子供が生まれない夫婦や、生活に余裕のある夫婦の間で養子をもらうケースが多く、母子家庭に養子をもらうケースというのは、あまり無いのではないかと思う。


しかも、



中国に養子をもらいに行く一ヶ月もの間、学校をお休みすると言う・・・


アメリカでは6月下旬から8月いっぱいまで長−い夏休みがあるというのに、それを待たずして中国に養子を迎えに行くと言う。











いやはや、日本人の感覚ではついていけませんわ・・・









【おまけ】

それでも、クラスの子供達(ウチの息子を含む)は、彼女の帰りを首を長−くして待ってたんだよね。
恐るべし、ミス・アンジェラの求心力。


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