部長motoいっぺい
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2002年05月30日(木) ミス・アンジェラ伝説(その1)

息子の幼稚園の担任はミス・アンジェラと言う。

初めて会った時には、

えらい元気のいいお姉さんやなァ

と思ったものだが、ある日彼女の年齢が38歳だということを嫁が仕入れてきて、僕はびっくりした(写真を出せないのが残念)。
↑パッと見20台後半、どう見ても30台前半ぐらいにしか見えない



その後、彼女は僕達夫婦に、

「アメリカの先生って、こういう感じなのね・・・」
↑必ずしも彼女が米国標準だとは思えないが

という、驚きを次々と与えてくれることになる。

今日から何回かに分けて、彼女の驚きの行動を伝説として日記に残すこととしたい。
なお、この日記だけを読むと、とんでもない先生と思われるかも知れないが、彼女は児童や保護者から絶大な人気を得ている有名人でもある。ちなみに僕達も、最初は面食らったが、今となっては彼女のキャラクターに親しみを覚えている。






彼女の数ある伝説の中で、僕が最も驚いた(笑えた)のは、

「ハロウィン集合写真事件」

である。

最近は日本でもハロウィンというイベント自体は認知されてきたと思うのだが、ここアメリカでのハロウィンに対する気合の入り方は半端ではない。
まあハロウィンについては、今年の10月にまた語ることとするが、去年のハロウィンのことである。

ハロウィンの当日、低学年の児童はほぼ皆思い思いの仮装をして学校に登校する。

ウチの息子は消防士の格好をして学校に出かけた。他の児童もいろいろな仮装をしてくるとのことだったので、嫁はデジカメを持って学校へ向かった。

するとミス・アンジェラもなぜか

蜘蛛の着ぐるみを着て、クラスの児童と一緒に記念写真を撮っているではないか。


まあ、ここまでは

大人も子供も一緒になってハロウィンを楽しんでるのね

という、ごく普通の感想であり、驚きでも何でもないのだが・・・






後日

嫁が撮った集合写真(ミス・アンジェラを含む)が、とても良く撮れていたため、僕はそれを写真画質(A5サイズ)でプリントアウトして、クラスに張り出してもらおうと考えた。
↑クラスには、いろいろな写真が張ってある

嫁は写真をミス・アンジェラに手渡し、デジタル・コピーが欲しい人にはEメールでお渡しできる旨を伝えた。


ミス・アンジェラはとても感激し、

「すぐに張り出すわ!」

と、嫁に約束したのだが、数週間たっても一向に張り出される気配がない。
もしかして無くしてしまったのかなと思い、嫁がミス・アンジェラに確認したところ、



「うん、あの写真すごく評判いいのよ!」


「???」


















「ウチに来るお客さんは皆んな、いい写真ねって言うのよ!」






















アンタの家に張ってたんかい!









その後、クラス用にもう一枚プリントアウトしたことは言うまでも無い。


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