かなしいうわさ
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おれわたし的2005ベスト 募集中。よろしくどうぞ。
ものぐさな俺が、久々にアナログで所持して表裏ひっくりかえしながらじっくり聴きたいナーと思った一枚。
Renato Motha e Patricia Lobato / Planos
ブラジルの夫婦デュオ、ヘナート・モタとパトリシアさんの新作。ほとんどふたりの声とギターとパーカッションだけの、静かな静かな40分間。手練れの職人が時間をかけて丁寧に丁寧につくった装飾品のように、細部までほれぼれする程美しい。音数少なく丁寧に仕上げることで生まれている凛とした緊張感を、ふたりの醸し出す「あたたかさ」がふんわりと包んでいく。 この作品を聴いてまず思い出したのはジョアン・ジルベルトの「三月の水」。おなじ空気だ。違いは温度。ジョアンのつきはなしたようなクールさは彼らには無い。けれど彼らにはジョアンには無い独特な「あたたかさ」がある。俺はそのあたたかさを随分気に入っている。 これみよがしではない天然にプログレッシヴなアレンジも、人懐っこいんだけどどこか照れてはにかんでいるようなメロディも、ハァ、良いなぁ。できるだけ多くの音楽好きの耳に届くといいと本当に思う。 世界に愛はある!あるよ!ヽ(´ー`)ノyeahhhhh なんて気分になった。
中川敬インタビュー@ミュージックマシーン とっても良いインタビュー。人懐っこいおっさんになったなぁ。
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