池ポエム
ハンス



 スーツ男と拳銃は=である

 映画見てきました。「ロードトゥパーディション」。タイトルがまずいなぁ、というのが最初の感想。と言っても他にいいタイトルも浮かばないんですけどね。
 陰影がよかった。風景が、常に夜みたいで。だから夜のシーンはすごくいい。でもそれが昼や朝だと同じ映画とは思えない。雰囲気が全然違う。急に違う感動物の映画が始まったかと思ってもいいぐらい。
 スーツ男の殺し屋たちが殺しあう話で、父と息子の情とかも絡んでるらしい。父親の立場がポール・ニューマンで息子の立場がトム・ハンクス。さらにジュード・ロウも出てる。美男殺し屋スーツ万歳、な私はCM見てぜひ観ようと決めたのだけれど。なんか、ねぇ。悲しくてどうしようもなくて、年老いたボスの年からくる弱さとか、組織の閉塞感とか、アホぼんぼん二代目の実の父への気安さからくる野望と愛情と。前半はよかったよ!ポール・ニューマンのボスはとてもよかった。最後までかっこよい。ジュード・ロウは一人だけいやにライトな変質者をやってました。倒れ方がコメディみたいだった。
 ラストを!雨の中で撃ちあうところで終わらせてくれればよかったのに。パーディション行かない方がよかった。息子への手紙を書いて、組織と父親代わりを皆殺しにして、一人静かに闇の中へ去っていくサリヴァン。息子は父を探したがその後二度と出会うことはなかった……。こういう風だと思ったのに。
 どうでもいいけどサリヴァンて聞くとサリバン先生思い出しちゃってとても殺し屋の名前とは思えない。

2002年10月07日(月)
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