どんぐり1号のときどき日記
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2010年07月16日(金) 車も衰退か

 ロンドンにある、毎年恒例のお化け屋敷「ロンドン・ダンジョン」のCMが怖すぎるというクレームが多いため、公共の場での放映が禁止されたらしい。
 確かに階段などで目の前のディスプレイがこれなら驚くが、怖いというよりはビックリするだけである。むしろ公共の場で驚かせる映像は危険だからダメだ、という理由での禁止なら納得できる。階段やエスカレーターで驚かすのは、確かに危険だからだ。
 だが怖すぎるという理由で禁止したとなると、それは宣伝も兼ねているのではないかと勘ぐりたくもなる。

 ちなみに映像はこれ。
 http://www.youtube.com/watch?v=d58JNOWIl_A&feature=player_embedded

 それとは全然関係ないのだが。
 車も消費財であるから、いずれは車の買い換えが必要になる訳で、その時に親を乗せる事を前提に考えると、意外と買える車は少なくなる。いや、現在は魅力的な車がない時代なので、何も考えなくとも悩むところではある。
 とりあえず、あまり腰を曲げずに乗られる事を考えた場合、どうしても車高が高い車を選ばざるをえなくなるのだが、軽自動車はその荷物の搭載量の貧弱さを考えるとパスだ。そうすると以前KCからこう言うのもあると教えてもらったホンダのフリード・スパイクのような車を選ぶしかなくなるのだろう。
 と言う訳でカタログをもらってきたのだが、見た第一印象は「オモチャだなぁ」である。カーゴ・スペースのユーティリティというかマルチ・ロールを売りにしている割には、使えないのだ。これはレガシーを長年使ってきた経験上から判ってしまうのである。

 そして最も驚いた部分が、車なのに走るという事が楽しみになっていないのだ。これでは日本からモーター・スポーツの火が消えるのもそう遠くはない。走り屋と言えば暴走族を連想する人が多いし、そもそも珍走族と呼ばれる、走る事がメインではないチンピラ連中を野放しにしている警察及び社会では、モータースポーツが熟成する訳もない。
 いずれ日本の車メーカーも衰退するのは明白だ。レガシーのように走る事を中心に考えられた車がどんどんなくなっていく現在、日本のモータリゼーションは違う方向へ向かい、そのまま衰退する運命だろう。


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