どんぐり1号のときどき日記
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2010年06月23日(水) 完成、ですと

 チャウチャウからサクランボが届いた。毎度の事だが嬉しい。まあ、すぐになくなるのだが…。

 またまたあかいメガネさんからの情報で、「LOVE SYNC DREAM」の人形が出るという。とうぜんエリカだ。これは色々な漫画のキャラクターをブライスが扮しているという設定らしいが、メーテルや003なんてのがあって、意外と面白い。
 しかしマンガの「LOVE SYNC DREAM」だが、読み込んでいくとかなり面白い。あの内容でありながら、意外と伏線としてのSF考証をきちんとやっているように感じられるのだ。そして、どう考えても我々の世代にしか通じないネタのオンパレード(「インド人もビックリ」という古いあたりから、あの「おだまり、シシカバブ」なんてのまで出てくる)と言うところが恐ろしい。
 売れるのか? と少々心配になってしまうが…。

 それはともかく。
 本当に完成するのかと心配されていた、押井守監督作品「28 1/2妄想の巨人」がようやく上映されると発表された(例によって東京の単館上映だ…)。
 これはNHKでも放映された、「舞台『鉄人28号』」の舞台裏なのだが、舞台裏と行ってもメイキングなどではなく、映画「トーキング・ベッド」のような虚実入り混じった作品に仕上がっている(らしい)。つまりこれは題名からも判るように、フェリーニの「8 1/2」を意識した作品になっている訳である。こういう所は、押井監督は臆面もなく利用するのだ。
 ちなみに当初、この作品のソフトが発売されたらおまけに「舞台『鉄人28号』」を付けるという話だったが、それはどうなるのか気になるところだ。舞台の「鉄人28号」を見た人なら判るだろうが、これは正規版よりオマケ扱いにした方が、絶対に評価は違ってくる。多分押井監督自身、それが良く判っているのだろう。


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