どんぐり1号のときどき日記
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山本弘のSF「MM9」が実写でドラマ化されたらしい。 実はこの小説をまだ読んでいないのだが、樋口真嗣が監督ではなく総監督と言う立ち位置は非常に正しいのではないだろうか。そして、それよりなにより脚本が伊藤和典と言うところに期待感が高まる。この小説のテーマを考えると、実に正しいキャスティングという気がする。 もっとも実写という部分には、演技や映像表現での制約等でかなり引っかかる部分もあるが、いずれ山本弘の原作を伊藤和典がどこまで見応えのある脚本にするのか、非常に興味のあるところだ。 いや、原作を読んでいない身としては、むしろ伊藤和典の作品にしてもらった方が良さそうなのだが、テレビでしかも実写だから、あまり無理は出来ないのだろうなぁ。 それよりも大きな問題は、当面関西ローカルらしいが、こちらでは見られるようになるのかどうかである。さて。
などと脳天気な事を書いているが、世間は社民党の連立脱退で騒ぎになっているようだ。結局、普天間基地問題がどうしようもなく迷走したのだから当然と言えば当然だ。 そもそも民主党と社民党では主義主張が違う政党同士で連立を組んでいるのだから、混乱して当たり前だ。さらに言えば国民新党も同じで、烏合の衆どころの騒ぎではない。何も考えずに数あわせをしただけのシロート集団でしかない。連立を組むといった時点で予想されているとおりの展開だというのには、本当に呆れてしまう。 だが今回の辞任騒ぎで、多少身軽になるのは確かで、バカバカして法案や施策がそのまま通りやすくなるだろう。つまりますます政治の世界がメチャクチャになるのだ。 まあそうなる事が判っていたのに彼らを選んだ連中にも責任はある。知らなかったなどとは言わせない。それは不勉強というものだ。
そんな今日も、朝晩は涼しい、というより寒いのだった…。
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