どんぐり1号のときどき日記
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世の中はプリウスのブレーキに関するリコールで騒ぎになっている。
特に公用車として利用している自治体は使用中止が基本のようだが、リコール対象車63台を有する宮城県は「ブレーキの不具合の報告はない。安全運転の励行で対応する」として使用は自粛しない方針らしい。 でもそれは、報告があってからの処置では遅い。効かなくなる恐れがあったら、可能性が低くても人命に関わるのだから使用中止するのが正しい科学的な考え方である。
そもそもブレーキのリコールなのに、安全運転の励行でどうにかするという発想は、かなりおかしい。システム自体の不具合なのだから、人間がカヴァー出来るようなものではないだろうに。判りやすく言えば「ブレーキ・ペダルを踏んでも止まらないので、車間距離を取って運転しろ」と指示をして、実際にぶつかった時は「ブレーキが利かないと判っているのに車間距離を取らないからだ」と怒るようなものである。誰がどう考えてもおかしい論理だが、宮城県の役人はこの考え方がおかしいとは思っていないらしい。そもそも緊急時に止めるという制御が出来ない自動車は、自動車とは呼ばない。
だからここは「一時使用中止」が正しい対応なのだが、工場を誘致して税金をもらう立場上、人命は軽視される訳だ。まあそれが役人の本質だろう。
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