どんぐり1号のときどき日記
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実家のゴミ捨て。 少しばかり大きな板が数枚あったので、会社の資材ゴミ置き場に入れさせてもらう事にしてあったのだ。なにせ板が丈夫で。半端なのこぎりでは小さくするのが難しいほどなのである。捨てさせてもらって、実に助かるのだった。 ついでにここの倉庫の管理をしている元自衛隊(その前にはMGC)にいた人としばらく話し込んで、午前中はつぶれたのだった。
午後になって、ヤマダ電機のDVDコーナーを見ていたら、「ズーランター」と「スクール・オブ・ロック」の廉価版が出ていた。これは欲しい。さらにあのデス・ウィッシュ・シリーズの3と4である「スーパーマグナム」と「バトルガンM-16」も出ている。5作目でありラストの「キング・オブ・リベンジ」はまだ出ていないようだが、こんな落ち穂拾い的作品まで廉価版で出している映像業界というのも、かなり不思議な存在だ。
タワーレコードへ寄ったら、予想通りビートルズのリマスター盤ばかりかかっている。まあ250曲近くあるから、別に構わない。 ただこの時に「フール・オン・ザ・ヒル」がかかっていたのだが、どうも聞いた記憶のない音が入っている。多分リマスターによってバックのかすかな音が引っ張り出されてきたとといういつものリマスター現象だと思われるのだが、こうなると「アビイ・ロード」がどうなっているのか非常に気になってしまった。という訳で当面買うつもりのなかったビートルズの「アビイ・ロード」のリマスター盤を買ってしまったのだった。悔しいぞ…。 これは帰宅してすぐに聞いたが、まずジャケットに問題がある。これでは「アビイ・ロード」のジャケットではない。なにせ「ヘイ・ジュード」の写真が使われているのだ。そういえば「オールディーズ」と「ヘイ・ジュード」はベスト盤だから発売されていないのか、と気づいたのはついさっきだった。そういう事か…。これではオリジナル・アルバムの雰囲気が微塵もなくなってしまっていて、オリジナルと同じなのは表面のみだ。 そしてCDのレーベルがLPと同じアップルの盤面なのは良いが、裏にはアップルの切断面がない…。あ、CDではムリか…。
肝心のサウンドだが、過去レコードで聞いていた時は、全体が溶け込んで一つの「曲」だったのだが、今回のリマスターでは他のリマスター同様、各楽器が少しずつ強調されたため、各々のパートが強く自己主張をしているように聞こえてしまう(特に低音部分にそれが顕著に表れていると思う)。つまり私のようなロートルには、非常にバランスが悪く聞こえてしまうのだ。 これは単純に言ってしまえば、後ろに沈んでいた楽器のサウンドを「前面にムリヤリ引っ張り出してきた」という感じが強くする。だから違和感が先に立ってしまうのだろう。まあこれは自分が中学から高校の頃に聞きまくったため、自分の脳内イメージとかけ離れているというのもあるだろうが、本来のビートルズ・サウンドというのは、ヴォーカルがメインでありながら、各楽器がそれに上手く溶け込んでいるという感じがしていたのだ。だからビートルズに関しては、ヴォーカル部分での各楽器は控えめなのが本来の正しい姿だと思う。それでいても不思議と楽器はそれなりに自己主張していたのだから。
今回のリマスターについて一言で片付けるなら「バックの楽器を前面に出して強調した」という所だろう。それ以上でも以下でもない。音は多少クリアにはなっているが、別に今までのCDでも問題はないレヴェルだから、前のCDを持っている人は買い換える必要はないだろう。持っていない人は、むしろ前のCDで揃えた方が良いかもしれないが、そのへんは好き好きだ。
いずれこれだけは言っておくが、「リマスター盤のアビイ・ロード」は「私が10代に熱中したアビイ・ロード」ではない。それが良いとか悪いとかではなく、「私のアビイ・ロードではない」という、ただそれだけの事である。この辺の記憶というのは、自分でも凄いとは思うが、これが歳と共に偏屈になっていくと言う事なのだろうか。 確かに昔の記憶は感嘆には消せないもののようだ。
ついでに「BURRN!」の創刊25周年号を買う。そうか、もう25周年なのか…。なんだか感慨深いものがある…。
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