どんぐり1号のときどき日記
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2009年09月13日(日) F16撤退か

 米軍が三沢基地からF16を撤退させたいとのニュースが新聞に載っていた。いよいよこの機体も退役が近いのは判るが、よもや撤退だとは意外な展開だ。

 もし撤退させた場合、三沢からのサージカル・アタック部隊がなくなるのである。確かに現状では先制攻撃をするケースなど、まず考えられないが、仮に北朝鮮に対してそういう事態になった時、恐らく日本の自衛隊ではトップの指揮系統の問題からまず無理だ。そんな時は、米軍の指揮系統が迅速かつ確実なのだが、それがなくなってしまう訳である。
 米軍としてはF16の代わりにF35を配備したいのかもしれないが、量産型がラインに乗っていない以上は実戦配備にあと5年はかかるだろう。先日もF35の自重問題から改良型が作られたが、最初のままでは運用すら難しかったそんな機体を安心して運用するまでには、確実に5年以上かかるのだ。

 しかしF16を早期に引退させてまでF35を使いたいのかもしれないが、そんなに性能が素晴らしいのだろうか。もちろんAV8Bの後継機という位置付けなので、垂直離着陸が出来る機体ではあるが、あんな複雑なエンジン構造を持っていては、F16なみの機動を続けられるのか疑問だし、実際の運用上は整備の問題もあるのだから大変なのではないだろうか。

 そんな一方、F16撤収構想は民主党中心の新政権に揺さぶりを掛ける戦略ではないか、との意見もあるらしい。つまり、新政権発足を間近に控えたこの時期に情報が表面化した事に不自然さを感じるから、民主党に脅しをかけるための意図的なリークの可能性もあるというのだ。まあ確かにこちらの方が現実的な考え方だろう。
 いずれ年内にはどうなるのかが判るはずだが、とにかく注目しておきたいニュースではある。

 そんな事を考えていたが、今日も実家の雑務やらなんやらで、結局一日が終わるのだった。つまらんなぁ。


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