どんぐり1号のときどき日記
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2009年07月12日(日) RONIN vs HEAT

 頼まれた事をちまちまと片付けて夕方になってしまったので、昨日頼まれた物を持って病院へ行く。

 しかし手術や入院というのは、紹介で行く方が有利なのは間違いなさそうだ。
 ここでも飛び込みの患者は意外と邪険に扱われているようで、同室の入院患者によれば、うちの母親への対応はかなり良い方らしい。実際前の病院でこちらの先生に紹介状を書いてもらったのだが、どちらも膝関節の権威というつながりらしく、それなりに大事に診てもらえているようだ。
 もっとも、今のリハビリが終わってしばらくしたら反対の足も手術しなければならないので、医者としてもある程度は慎重にならざるをえないというところだろう。

 夜は実家のプラズマ・テレビで、持ってきたDVDの「RONIN」を見る。 
 何度見てもフランケンハイマー監督自ら演出したカー・アクションは、素晴らしいの一言に尽きる。特に音楽がかぶっていない、純粋に効果音のみのシーンが燃えるのだ。
 自らがアマチュア・レーシングをやっていた程の車好きだけあって、カー・チェイスは本当に素晴らしい。多分同じような境遇のジョージ・ルーカスも、道を誤らなければ画期的なカー・チェイスが撮れたかもしれない、と思ってみたりする。一作目の「スター・ウォーズ」におけるトレンチの追撃戦は、どう見てもカー・アクションの変形なのだから。

 しかしこの「RONIN」はカー・アクションがやたら熱いが、ガン・アクションはそれに比べれはあまり熱くない。もちろん他の作品に比べればレヴェルが違うのは間違いないのだが、例えば「ヒート」と比べれば少し温度差があるのが判る。ただし「ヒート」の銃撃戦(「メイド・イン・L.A」のセルフ・リメイク)は素晴らしいが、逆に車の描写は妙にクールだ。監督独自の味付けがなく、派手なアクションという感じでしかない。
 結局、どちらも自分が力を入れている部分は好きだから濃密に演出しているが、それ以外は必然としてクールになってしまっているように感じる。もちろん映画だから金をかける部分を絞って重点的に演出しなければならないというのもあるから、逆に彼らはプロなのだという証拠にもなっているのだが。
 いずれ両作品とも、何度でも見られる映画だ。


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