どんぐり1号のときどき日記
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おなじみyoutubeでいろいろな戦闘機の映像を見る。 現在の第4世代や第5世代の戦闘機の機動は、F4の時代から考えれば常識を覆すようなものであり、こんな事が普通にできるというのが実に素晴らしい。 やはりロシアのSu-27から始まったフランカー・ファミリーがそのとんでもない機動を見せつけたのがきっかけで、以後アメリカが必死になってそれを真似しようとしていたのだが、それをあざ笑うかのように、コブラ、フック、クルビットとスホーイ局とプガチョフをはじめとするテスト・パイロットは技を進化させていったのである。このあたりは見ていて実に楽しかった。 コプラは確かに衝撃的だったが、さすがにクルビットを初めて見た時は、まじめに「戦闘妖精雪風」が実写でできると思ったものだ。
だがこれらの機動を見せつけたのがフランカーだというのが、さらに衝撃度をアップさせたのは間違いない。あの機体は実に美しいのである。F4やF16等は個性的だがF15あたりになるとパワーのみですべてを解決しようとする実にアメリカンな機体であり、面白さという点ではかなり劣るし、そもそも機体のデザインにこれといった特徴が見られないのである。だからF22もデザインの点ではまるで面白味がないが、ブラックボックスの固まりと言われるだけあって、使われているテクノロジーの面白さは半端ではない。だがそれだけのテクノロジーを注いでようやくフランカーの機動が再現できたというのもなんだか不思議だが、それほどにフランカーというのは機体の安定性と制御性能が素晴らしいのである。
しかしジェット戦闘機というのは、パワーに頼っただけのF15が美しくないのは判るとしても、一般的には魅力的な形をしているのがほとんどで、あのA10ですら無骨な美しさを持っている。だからF/A-18ホーネットがどうにもダサい形に見えるのが不思議である。本来個性的な形をしているはずなのだが、どうにもかっこ悪いのである。これはストレーキのあたりのラインが美しくないからであり、やはりエア・インテークからエリアルールを応用した胴体のラインが美しくないと、どうも魅力的なデザインに見えにくいのかも知れない。 こうして考えると、基本的にF4が一番個性的で美しい機体だと思うのだが、Su-27はもはや芸術であると言えるだろう。
ちなみにKOTOKOの曲は、Su-27以降のスホーイ・ファミリーの映像が実に合う。理由は多分、フランカーの機動が常識では考えられないものだからなのだろう。普通ならアニメでしか誰も映像化しないような機動を平気で行うのだ。ただし誤解のないように言っておくが、昨今のアニメはこのフランカーの機動を見てトレースしているだけで、アニメも現実に先を超されているのが実情なのである。 さらにKOTOKOの曲は間奏が意外と長いので、映像がマッチしやすい。特に戦闘機の映像は、機動の瞬間だけを見せるのでは不足で、機動直前のタメの部分を見せる必要があり、そういう意味では間奏が長い方が良いのである。
とにかく戦闘機の機動は、見ていて単純に楽しい。
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