どんぐり1号のときどき日記
DiaryINDEX|past|will
4月にシュルツが亡くなっていたそうである。チュウジさんのところへ家族から連絡があったそうだ。
末期の肺がんで多分ダメだとは伝わってきていたが、よもや亡くなっていたとは意外だった。本人の生前の希望で友人には知らせず密葬、49日が過ぎたので親が連絡してきたのだそうだ。 私自身は昨年亡くなった正明さんとのような親しい仲ではなく、東京や正明さんの所で何度か話をした程度だが、やはり同世代のSFファンが亡くなるというのは、純粋に悲しい。我々の年代のSFファンというのは、独特の仲間だったのである。今のように何もかもが恵まれていた時代とは違っていたのだが、好きなものだから周囲に左右されないという一本筋の通った連中の集まりだったのであり、それは自信を持っている部分だし、誇りでもある。 いずれ50歳前後で亡くなるには、まだ早過ぎるのだ。
そして親としては、オープンの葬儀を行って同年代の人がたくさん来たら、それを見る事自体が辛いかも知れない。 葬儀というのは、近親者が心の整理をするための儀式だと思っている。特に子供を亡くした親としては、本当に切実な儀式なのではないだろうか。心を落ち着けて、ある程度あきらめの境地に達するための貴重な空間と時間だろう。そういう意味では今回のような密葬は、親にとって良いパターンになったような気がする。 本来の宗教とは、そういう働きをするものだろう。
そんな事があったので、なおさら気になるニュースがあった。 大川隆法率いる宗教法人「幸福の科学」が25日に、政治団体「幸福実現党」を結成したと発表したのである。しかも次期衆院選で300小選挙区と比例代表11ブロックのすべてに候補者を擁立するのだそうだ。 やはり創価学会が支持母体である公明党を見て自分たちもやりたくなったのだろう。幸福の科学はかなりマスコミに浸透していると言われているから、何をやるにしても非常に危険な存在である。もし彼らが政党を組むだけの票を集めてしまったら、創価学会と並んで非常に厄介な集団になってしまう。 本来、政治と宗教は別にしなければならないのであり、金が絡む新興宗教は特に、である。政治は論理的なものであり、宗教は情緒的なものだから、元々は相容れないものなのだ。それが同じ枠組みになってしまうのは、やはり政治的に危険すぎる。 恐ろしい時代になりそうだ、と思うのは私だけではあるまい。
|