どんぐり1号のときどき日記
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2009年05月20日(水) 自己中心的思考

 薬局量販店でマスクが売り切れ状態らしい。他の用事で行くと、店内放送で在庫がないと連呼している。そう言えば、水を使わないアルコール消毒の薬も売り切れらしい。ふ〜ん。

 これは明らかにマスコミのバカ騒ぎのせいだ。不安をベクトル違いの方向に煽っているだけで、元々マスクなど生産、流通量がそれほど多い物ではないのだから、下手な騒ぎ方をすれば不足するのはどんなバカでもすぐに想像できる。それを知って煽っているならただのバカだし、知らずにやっていたなら石油ショックの経験を生かせていないから、もっとバカだ。
 多分現在のマスコミは、本当にバカばかりなのだろう。

 そしてそのマスコミのバカさ加減が見事に露呈されているのは、煽るものが次から次と変わって、本質での危機感を無視している部分から簡単に判ってしまう。
 そもそも北朝鮮のミサイル問題はどうなったのだ? こちらもいまだ解決からはほど遠い危機であり、インフルエンザ以上にストレートな問題だろう。なにせ自分たちだけでどうにか出来る問題ではないのだから。

 そんな中で、イランは射程距離約2000キロの新型地対地ミサイルを発射したというニュースがあった。
 多分マスコミ関係者はこの実験の本質的な危機というものが判っていないのだろう。海外から来たニュースをそのまま流しているだけだと思われるが、この辺は北朝鮮との合同テストのようものなのだ。北朝鮮が本体や技術を輸出して、買った国がテストをした結果をフィードバックする、というのは以前からやっている事だし、常識でもある。
 ミサイルを買う国があって、その実験データをフィードバックしてくれる国があれば、自国生産であってもミサイルの性能は飛躍的に進歩する。これはアメリカやロシアのような大国が独自にやっている事を、複数の国が分担で行っている訳で、物資やデータのやりとりさえ秘密裏に行えれば、簡単に技術の底上げができる。そのために各種商社やダミー会社が存在する訳で、日本のメーカーや商社も、知ってか知らすが、色々と協力しているのが国際社会の実態である。
 というか、利益第一主義で仕事をしていれば、儲かる事に手を出すのは当然の帰結だ。そこでは論理や常識、法律などは無意味となる。日本はそういう社会になってしまっているのだ。

 そしてそういう国際協力があるから、北朝鮮という貧弱な独裁国家が、これだけ短期間にミサイル搭載可能なサイズまで核兵器をダウンサイジングさせる事が出来たのである。利益のために北朝鮮を助けていると言う事がどれだけとんでもない事なのか全然判っていないか、自分だけが良ければあとはどうでもよいという考えなのだろう。

 まあ大多数の人間は、その程度のものなのだ。


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