どんぐり1号のときどき日記
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2009年05月02日(土) デジタルなフィルム

 ニュースでは今日から連休などと騒いでいるが、こちらは接客業でもないのに会社である。
 もちろん接客業ではないから、かなりの人は休みにしているのだが、実はみんなヒマでやる事がないので会社に来ているという実に愚かな状況になっている。休みがあっても会社に来るしかないとは、実に哀れな連中だ。もっと単刀直入二言えば、バカである。本当に趣味がない人間がいるのだと感心するのだった。

 そろそろデジタル一眼も選定しなければならないのだが、そんな中で面白いニュースがあった。
 フジのコンパクト・デジカメにFinePix F200EXRというのがあるのだが、これにフィルムの設定があるのだという。
 フジのコンデジと言う事は、富士フィルムのノウハウを使う事が可能なのだが、今まではデジタル・カメラでフィルムの再現性がセッティングされた機種は存在しなかった。メーカー側が必要と感じていなかったためだろう。だが昨今、広告などの世界ではデジタルではなくフィルムの再現性を求める声が出てきており、それにチャレンジしたという所だろう。
 ただ今ひとつ理解できないのは、どうしてコンデジなのか、である。こういうセッティングが欲しいと思うのは、デジタル一眼を使う人間だけだろう。あくまでテストでありこれ以後の展開があるというのなら納得も出来るが…。
 ちなみにメーカーのサイトにあったセッティングの内容である。

 PROVIA/スタンダード:
 あらゆる被写体に対応できるオールマイティモード。自然な色調で再現でき、プロ写真家からの信頼の厚いPROVIAフィルムの色イメージ。

 Velvia/ビビッド:
 Velviaならではの高彩度な色調。シャープネスもきわめて高く、赤・緑系を強調した色調は、ネイチャーフォトの鮮やかな色表現を可能にする。

 ASTIA/ソフト:
 なめらかでキメ細かく、つながりのよい階調。色相も忠実で、ソフトな調子が特長のモード。

 私も以前はフィルムも色々と試して、ちゃんとしたラボに頼んだりもしたのだが、そんな中でもVelviaの赤はきれいだった。私ごときの腕ですら判るくらいなのだから、やはり他のフィルムとは違っていたのだ。
 ただしコンデジに限らず、デジタルの描写は立体感に乏しい部分があり、いくらフィルムの設定が出来ても、おそらくはフィルムの再生は無理だろう。つまり、あくまで今回のは雰囲気の問題に過ぎないような気がするのだ。
 まあ実験はやった方が良いのだが、問題はそれを消費者が行うという事だろう。現在はメーカーの意図にとことんつきあえるだけの金銭的に余裕のあるユーザーは、かなり減ってしまっているのだから。


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