どんぐり1号のときどき日記
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2009年03月01日(日) ゲバゲバ第七艦隊

 昨日知ったばかりだが、4月22日に「巨泉×前武 ゲバゲバ90分! 傑作選 DVD-BOX」が出るという。
 作品のほとんどのテープが日本テレビ麹町社内にて発見され、これを修復したものを2枚組150分のDVD-BOXで発売する事にしたというが、2枚組でBOXもないもんだ。そして販売される事自体は喜ばしいが、ほとんどが見つかったのなら、最初からいくつかに分けてすべて出すべきだろう。それだけの価値はある作品なのだ。youtubeに載っているのを見れば判るが、今でも充分通用する内容なのである。とりあえず、ポチッとしてしまったのは秘密だ。

 しかし当時のテープは残っていないとされていたのに、よりによって社内で発見されたとは間の抜けた話だ。「モンティ・パイソン・吹き替え版」のように個人所有のものを利用したならともかく、社内にテープがあったのを知らなかった訳である。
 まあ汐留に移転して麹町は物を探しやすい状況になっていたのだろうし、特番用に誰かが探していたのかもしれない。

 もっとも見つかったのがフィルムやテープだからリマスターできるが、これがデジタル・データだと怪しくなってくる。将来的に新しい作品ほど再生が難しくなるのかもしれない。その辺をマスコミ関係者は理解しているのか、甚だ不安ではある。なにせデジタル・データは完全にサルベージ不可になり得るというのは、カメラマンの間では常識なのだ。ディスク・メディアに保管してサム・ネイルが表示されているにも関わらずデータ自体が消えている事もあるというし、そもそもディスク自体の寿命もある。だからみんなバックアップの問題で悩み続けているのだ。
 今後、貴重なデータが次々と消えてしまうという恐怖はついて回るのである。

 それはともかく、ボックス扱いで出すなら、この番組が終わってから後番組の位置づけになった「新0011ナポレオン・ソロ」の予告編も、現存するのなら是非収録するべきだ。「ゲバゲバ90分」を踏襲した予告編になっており、かなり笑える作りになっているし、実はかなり貴重なのである。

 ちなみにNHKが作品のテープをすべて廃棄してしまった、あの傑作「天下御免」の方が、制作も公開も「ゲバゲバ90分」の後だ(「天下御免」は1971年10月から1972年9月放送、「ゲバゲバ90分」は1969年10月から1971年3月放送である)。後なのにすべて廃棄してしまったNHKは知性ゼロで将来を見据える事が出来ない、愚か者の大馬鹿集団だと、いつものように罵倒しておく。当時作った連中の努力ををすべて踏みにじった人災であり、もはや犯罪に等しいのだから。


 ところで、全然関係ないが、民主党の小沢代表が米軍再編に絡み「(在日米軍は海軍)第7艦隊で充分」と語ったという。有象無象の寄り合い所帯の当主なのに、よりにもよって防衛問題を出すとは小沢も年を取ったものだ。民主党は旧社会党と同じで、政治信条はバラバラ、文字通りまとまりに欠ける集団だ。そこでこんな話を出しては、まとまる物もまとまらなくなるのは必至だろう。この話を出せば、嫌でも自衛隊の戦力強化の話になってしまうのだ。

 しかも「第七艦隊で充分」という発言自体が、軍事に疎いという事を露呈している。第七艦隊だけでは、防衛は出来ない。あれは攻撃された時の報復軍隊としての色合いが強いのである。むしろ在日空軍の方がよほど防衛という部分では貢献している。
 相変わらず民主党というのは、お粗末だ。もっとも自民党も、最近は同じくらいお粗末になってしまっているのだが…。


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